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マンチカンがかかりやすい病気・ケガ

マンチカン

マンチカンの飼い主様や、これから飼うご予定の方のために、マンチカンの特徴や飼い方、かかりやすい病気についてまとめました。 愛猫に最適なペット保険の検討のために、そして何よりも、愛猫との健やかな生活のためにぜひお役立てください。

良くかかる病気・ケガ

椎間板ヘルニア
 この猫種は、猫界のダックスフンドと言われるくらい手足が短いことが特徴です。しかし、この短い手足ゆえに、四肢の骨や関節に負担がかかりやすく、非常に椎間板ヘルニアにかかりやすいです。猫も人間と同じで、骨と骨との間にクッションの役割を果たす椎間板がありますが、それが飛び出して末梢神経を圧迫すると椎間板ヘルニアになります。運動しすぎて脊髄に負担がかかったり、加齢で骨や関節が劣化すると起こると言われます。椎間板ヘルニアになると、激しい痛みを感じます。猫の場合、この病気になると神経が圧迫されて感覚の伝達が正常に行われず、歩行障害や麻痺が起こったり、場合によっては死に至ることもあります。なお、手足が長い種類のマンチカンの場合はこの病気のリスクはそれほど高くはありません。
毛球病
 マンチカンには短毛種と長毛種がありますが、このうち長毛種では非常に毛球病になりやすいです。マンチカンの毛は非常に密生していてシルキーですが、手入れを怠ると抜け毛が体表にたまり、これを飲み込んだ猫が病気になってしまうのです。猫は毛繕いをする際、毛を一定程度飲み込みますが、通常の範囲内であれば便と一緒に排出できます。しかし毛量が多すぎたり体調が悪いと、うまく排出できず体内にたまった毛が球状に固まって胃や腸を傷めます。そうなると猫は食欲がなくなり、便秘や嘔吐などの症状を呈します。通常は毛玉除去剤をなめて治療できますが、ひどくなると命に関わることもあります。短毛種の場合はこの病気のリスクはそれほど高くはありません。
猫伝染性腹膜炎
 猫伝染性腹膜炎とは、コロナウイルスが原因で、腹膜炎や腸炎を起こす病気です。雑種より純血種に多いと言われ、マンチカンは比較的これにかかりやすいと言われています。死亡率が非常に高い恐ろしい病気です。6か月から3歳くらいの若い猫い多く発症します。症状としては、初期は元気が無くなり食欲が減り、熱が出たりします。腹水や胸水が溜まって、神経・眼・腎臓・肝臓等が傷み、脱水症状を起こしたり、嘔吐や下痢や便秘を繰り返すこともあります。 呼吸困難を起こしたり、てんかん、歩行困難、感覚麻痺、顔面神経の麻痺、眼の障害が顕れることもあります。治療法としては、症状を和らげる対処療法が主となります。そうしてウイルスが排出されるのを待ちます。

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