- 猫種図鑑
- アメリカンショートヘアの特徴・飼い方
アメリカンショートヘアの特徴・飼い方
アメリカンショートヘア
アメリカンショートヘアの飼い主様や、これから飼うご予定の方のために、アメリカンショートヘアの特徴や飼い方、かかりやすい病気についてまとめました。 愛猫に最適なペット保険の検討のために、そして何よりも、愛猫との健やかな生活のためにぜひお役立てください。
猫種の特徴
アメリカンショートヘアは、アメリカ開拓時代にイギリスからの移民がねずみ獲りのために連れてきた猫が原種となっています。もともとが狩り用の猫なので、運動神経は抜群、元気いっぱいです。性格は人なつっこく陽気で、飼い主とはとても仲良くできます。体格は中くらいで4~5キロくらいですが、とても筋肉質です。四肢がとてもしっかりしています。ちょっとつり目の大きな目が印象的な顔立ちです。模様は独特のクラシックタビー(グレーの雲模様)が有名ですが、実はバラエティー豊かな色や模様のある猫です。毛は密生していますが、しっかりした毛並でブラッシングも神経質にならなくて大丈夫です。
健康で元気な子に育てる飼育法
- 日常のケア
- この猫種はもともと狩り用の猫だったため、とても活発で元気いっぱい、運動量がとても多い猫です。よって、しっかり運動をさせてあげることが必要です。キャットタワーをおいたりタンスなど高低差がある家具を置いて、猫がしっかり動ける環境を造りましょう。また、この猫種は肥満になりやすいという特徴があります。食事はたくさん食べますが、カロリーをコントロールするタイプの餌をあげたり量をコントロールするなどしましょう。糖尿病や心筋症など急を要する病気にかかりやすいので、常に注意してみてあげて様子がおかしければすぐに獣医さんに連れて行ってあげましょう。先天性の病気にかかるリスクがあるのでペット保険に入っていても良いかもしれません。
- 飼育に適した環境
- この猫種は適応力があり、暑さにも寒さにも特に弱いと言うこともなく、強い種類でとても飼いやすいです。また短毛種なのでブラッシング等もそれほど神経質になる必要はありません。ただ、とても運動量が多いので、しっかりと運動できる環境を造ってあげましょう。運動ができないとストレスがたまってしまいます。また、糖尿病や心筋症など、発症したら緊急を要する病気に比較的かかりやすい特徴があります。飼い主が常にそばにいて、何かあったらすぐ対処できる状態が望ましいでしょう。ブラッシングは1日1回、シャンプーは1ヶ月に1回くらいで大丈夫です。人なつこいので飼い主はもちろん、子供や他のペットがいても仲良くできるでしょう。