犬の保険の選び方

犬には健康保険がないため、
治療費は全額自己負担になります!

犬を抱きしめている女性のイラスト

犬の治療費はどれくらい?

  • 床に寝ているフレンチ・ブルドッグ
    皮膚炎フレンチ・ブルドッグ5歳
    合計治療費11,000
    通院
    4回(11,000円)
    治療内容
    4回の通院で、皮膚検査と投薬を行いました。
  • ベロを出してこちらを見ているトイ・プードル
    胃腸炎トイ・プードル 10歳
    合計治療費65,900
    通院
    2回(26,100円)
    入院
    4日間(39,800円)
    治療内容
    2回の通院で検査や投薬をしたあと、4日間入院しました。
  • ベロを出してこちらを見ているポメラニアン
    骨折ポメラニアン2歳
    合計治療費185,200
    通院
    3回(18,100円)
    手術
    1回(134,900円)
    入院
    4日間(32,200円)
    治療内容
    手術を行い、入院を4日間しました。その後、抜糸処置などで通院を3回しました。

こちらの治療費例は一例です。平均・水準を示すものではありません。実際の診療内容・治療費等は、症状や動物病院によって異なります。あくまで参考情報としてご利用ください。

犬の保険の必要性

犬との生活の中で、犬の保険にはどういった役割があるのでしょうか? ここでは、「犬の保険の必要性」について、FPCの獣医師の考えを紹介します。

  • 動物医療の発展

    犬を診察している獣医師のイラスト

    動物医療の発展

    近年、動物の医療の発展により、動物ではこれまでなかなか受けられなかった検査や治療が、一般の病院でも徐々に受けられるようになってきています。
    ワンちゃんの病気を治すためには、しっかりとした診断が基本となるので、検査や治療の選択肢が増え、ワンちゃんに最善のことをしてあげたいという飼い主様の想いも実現しやすくなっているといえます。

  • 犬は大切なパートナー

    大型犬を抱きかかえている男性のイラスト

    犬は大切なパートナー

    さらに、社会の家族の形や動物への意識の変化などにより、室内飼育されるご家庭が増え、それがスタンダードになりつつあります。
    そうすると、心の距離も近くなり、小さな変化にも気づきやすくなります。
    大きな症状が出てから動物病院を受診するというよりは、小さな異常でも動物病院で相談・受診をし、日頃から動物病院と連携して、ワンちゃんの健康をケアする飼い方にシフトしていっています。

  • 犬の治療費

    積みあがったお金と犬のイラスト

    犬の治療費

    ただ、その一方で、受診回数が多くなることや、検査や治療を含めた医療費が高額になる傾向にあります。
    実際に、当社にご加入いただいているワンちゃんの数(保有契約件数)は、2013年度末時点:12,799件、2016年度末時点:29,985件、2019年度末時点:67,732件と、増加しています。また、当社に寄せられたワンちゃんの保険金請求金額を集計し、1回の診療当たりの平均値を算出したところ、2013年度:9,053円、2016年度:10,600円、2019年度:12,428円(※事由発生日ベースで算出)となっており、1回の診療当たりの費用は増加しています。犬には人間のように健康保険がないため、治療費は全額自己負担になってしまいます。犬も人間と同様、ケガや病気にかかりますし、治療に手術や入院が必要になった場合には高額な治療費が必要となることもあります。

  • 保険の役割

    寝ている犬を見つめている女性

    保険の役割

    こうした時の医療にかかる費用の一部をカバーし費用負担を軽減するのが、ペット保険の役割です。万が一に備えて、ペット保険に加入しておくことで、治療費への不安も軽減させることができると考えています。
    また、治療費への不安を軽減させることができれば、より気軽に動物病院を受診できるようになり、早期発見・早期治療にも繋がると考えています。

犬の保険を選ぶポイント

ペット保険にはさまざまなタイプがありますが、ついつい補償限度額の大きさや保険料の安さに目が行きがちではないでしょうか。
補償限度額の大きさや保険料の安さも大切ですが、お客さま自身が「ペット保険に何を求めているのか」「補償内容や保険料等は自身のニーズに合っているか」をしっかりと意識・確認して選ぶことが大切だと考えています。ここでは、FPCの獣医師が考える「ペット保険を選ぶポイント」を紹介します。

  • 補償内容

    エリザベスカラーを付けた犬

    補償内容

    ワンちゃんの場合、例えば膝蓋骨脱臼など犬種によってかかりやすいとされる傷病や通院が長引きがちな皮膚病への備えとして、ペット保険への加入を検討されている方も多いのではないでしょうか。
    ペット保険は「どんなものでも無制限に補償する」というものではありません。補償を受けられる限度回数や限度金額、補償割合等もペット保険によってさまざまです。
    一般的に、ワクチン接種などの予防費用はペット保険では補償されません。その他の補償対象外になる項目も、ペット保険ごとに決められており、お客さまが備えたいと考える傷病が補償対象外に設定されている場合もあるかもしれません。補償対象外項目は、ホームページや重要事項説明書等に記載されていますので、あらかじめ確認し、ご自身のニーズにあった補償内容かを確認しましょう。

  • 保険料

    治療をした犬の足

    保険料

    一般的に、保険料は年齢に応じて変動しますが、どのような条件で、どれくらい変動するのかはペット保険によって異なります。加入時の保険料はもちろんですが、長期での加入を念頭に置かれている場合、継続するときに無理のない保険料であるか確認しておくことも大切です。

  • 加入できる年齢

    抱きかかえられた成犬

    加入できる年齢

    ペット保険には、新規加入時の年齢制限があります。新規で加入できる年齢を過ぎてしまうと、いくら健康であっても加入することができないため、「今ペット保険は必要ないかな」と思われた方や「興味はあるが、もう少し先でいいかな」と加入を見送られる方もペット保険の年齢制限を確認しておくことをおすすめします。

  1. ペット保険のFPC トップ
  2. 犬の保険あれこれ
  3. 犬の保険の選び方