猫にとって爪とぎはとても大事な習性です。

猫の爪は、前足５本、後足４本あります。その爪を自由に出し入れして獲物を狙ったり、身を守るのに使ったりしています。
つまりは、猫にとって爪は最大の武器なのです。

猫は、爪をといで古い角質をはがし、常に鋭い状態を保つようにしていると言われています。猫の狩猟本能と自己防衛本能による行動なのです。
その他にも、自分の縄張りを示す為に匂いをつけたり、ストレス発散のための行為だと言われています。

しかし、必要な行為と知ってはいても、色々なところで爪とぎをされると飼い主は困るものです。
猫に爪とぎをやめさせることは難しいかと思いますが、きちんとしつけをすることで、爪をとぐ場所を限定することは可能です。
まずは、爪とぎ器を用意して、爪とぎをしていい場所をきちんと教えてあげることから始めましょう。