暖かい季節になって、秋冬の寒い季節に比べると病気のリスクは少し下がります。
しかし、春にかかりやすい病気もありますので注意は必要です。

例えば・・・
①フィラリア症
フィラリアは、犬の心臓や肺動脈の中に寄生虫がつく病気で、蚊を通じて感染します。そのため、蚊が増える春から夏にかけて感染リスクが高まります。しかし、フィラリア症は薬を定期的に投薬することで確実に防ぐことができる病気ですので、まずは血液検査を行いフィラリアに感染していないかをチェックした上で、予防の投薬を行いましょう。

②皮膚炎
春から夏にかけては、換毛期になります。日々ブラッシングを行い、毛玉を防ぎ、抜け毛の処理をすることで皮膚病の予防ができます。抜け毛がそのままある状態でシャンプーをすると毛が乾ききらず菌が繁殖し、皮膚病を起こす場合があるので、ブラッシングした上でシャンプーをし、しっかりと乾かしてあげましょう。

その他にも、暖かくなるとノミ・ダニも活発に活動を始めるので、病院で予防薬を始めることをお勧めします。