
イタリアン・グレーハウンドの飼い主様や、これから飼うご予定の方のために、イタリアン・グレーハウンドの特徴や飼い方、かかりやすい病気についてまとめました。 愛犬に最適なペット保険の検討のために、そして何よりも、愛犬との健やかな生活のためにぜひお役立てください。
良くかかる病気・ケガ
- 膝蓋骨脱臼
- 膝蓋骨脱臼は、人間でいうとひざ小僧が割れるくらいとっても痛い病気です。犬にも膝の皿があり、それが内側にはずれてしまいます。原因となるのは犬が勢い余って壁にぶつかった時など、家庭で飼育している場合でもなってしまう危険な病気です。異変を感じたら犬はかなり悲しい表情をするのですぐに病院に連れて行ってやりましょう。完治することはないですが、悪化を防ぐことはできます。また、フローリングが滑りやすいと滑って発症しやすくなるので、滑らないコーティング剤を購入するなどの対策を練ることも大切です。
- 進行性網膜萎縮症
- 進行性網膜萎縮の症状は目の網膜が委縮してしまい正常に機能しなくなってしまう遺伝性の病気といわれています。最終的には失明してしまう恐れがあります。この症状を発症する初期の段階の症例として「よく物にぶつかる」などの原因が考えられます。暗い場所での認知度が低下していったり、よく黙り込んでしまった場合は心配してあげましょう。また明確な予防法がないので、毎日接していく中でのケアも心がけましょう。
- 骨折
- イタリアン・グレーハウンドで一番恐れなければいけない病気です。身体能力が高いがゆえにいろんなところにぶつかると骨が弱って最終的には骨折してしまう危険性も十分に考えられます。犬の応急処置では痛み止めなどの注射をすることができ、注射をする前は暴れますが時間がたてばおとなしくなるので辛抱しましょう。また手術を決行する際には回復するまでに時間がかかります。