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ヨークシャー・テリアの特徴・飼い方

ヨークシャー・テリア

ヨークシャー・テリア

photo by Pezibear

上品な毛並みにかわいらしい容姿のヨークシャー・テリア。ここでは、これからヨークシャー・テリアを飼いたいと思っている方や現在ヨークシャー・テリアを飼っている方にも役立つヨークシャー・テリアの特徴や気を付けたい病気やケガなどをご紹介します。

ヨークシャー・テリアってどんな犬?

特徴

ルーツ

「ヨーキー」の愛称で呼ばれるヨークシャー・テリアは、19世紀のイギリスで作物などを荒らすネズミを捕るために作り出されたと言われています。マンチェスター・テリアやスカイ・テリア、マルチーズなどさまざまな種類を交配させ、最終的に現在のような小型サイズになったようです。
当初ヨークシャー・テリアは、ネズミを捕まえるための犬として活躍していましたが、被毛の美しさや体の小ささから貴族などの上流階級にも飼われるようになり、やがて愛玩犬となったとされています。上品な被毛や明るい性格のヨークシャー・テリアは「動く宝石」とも呼ばれ、現在も人気を博しています。

性格

ヨークシャー・テリアは、ネズミを捕るために作り出されたというルーツがあるので、基本的に勇敢で自己主張が強く、頑固で警戒心もあるテリアの特徴的な性格をしています。気品のある見た目ですが、活発で遊び好きな傾向があるので、小さな体で元気に動きます。一緒に遊びたい方は向いている犬種と言えるでしょう。
また、飼い主に対しては深い信頼を寄せますが、警戒心から他の人や犬に吠える場合があります。ヨークシャー・テリアは賢く忍耐力があるので、しっかりとしつけを行い、無駄吠えを防ぎましょう。

飼うときのポイント

日常のケア

ヨークシャー・テリアは特徴的な長毛種なので、手入れをしないと伸び続けます。毛玉もできやすいので定期的なブラッシングやトリミングが必要です。頭の毛が目に入らないように、リボンなどで結んであげるのも良いでしょう。被毛はシングルコートなので、ダブルコートと比べて気温の変化に弱い犬種です。室内で飼い、冬は服を着せてあげるなど対策をしてください。
また、顎が小さい小型犬は歯石がたまりやすい傾向にあり、歯周病になるリスクが高いと言われています。日常的に歯磨きなどを行い、歯周病などの病気を予防しましょう。

飼育のポイント

ヨークシャー・テリアは頑固で自己主張が強い傾向があるので、甘やかしてしまうとわがままに育ってしまう場合があります。良い関係性を築くためにも、上下関係をはっきりと認識させることも大切です。
小型犬なのでそれほど運動量はありませんが、ネズミ捕りとして活躍していたこともあり適度な運動は必要です。個体差はありますが、1日2回、1回10~15分程度の散歩がおすすめです。散歩のほかに、ゲームをしながら遊ぶと喜ぶでしょう。日頃からストレスを溜めないようにすると、いたずらの防止にもつながります。

※こちらに掲載している性格、日常のケアや飼育のポイントは、犬種の傾向や一般論を記載したものになります。それぞれ個性がありますので、あくまで参考情報としてご活用ください。

ヨークシャー・テリアの気を付けたい病気やケガ

ヨークシャー・テリア

photo by Pezibear

当社に寄せたられた保険金請求のデータを集計・分析し、ヨークシャー・テリアがかかりやすい病気やケガをまとめました。
ペットを飼うにはその品種がなりやすい傷病について知ることも必要です。かかりやすい病気やケガを知り、ケアすることで、防げる病気やケガがあります。もちろん全てを防げるわけではありませんので、もしものときにすぐ対応できるようにしておくことも大切です。

ヨークシャー・テリアのかかりやすい【※1】病気やケガ

【注1】「かかりやすさ」について:当社への保険金請求の回数が多いものを「かかりやすい」と定義しています。なお、今回の調査対象は、2016年1月~2017年12月末までの保険金請求データになります。

1位:皮膚病

ヨークシャー・テリアは繊細で長い被毛が特徴です。しかし、その長い被毛は毛玉になりやすく、皮膚に汚れがたまってしまい皮膚病にかかりやすくなります。
皮膚病の原因はアレルギー性のものやノミ・ダニなどの寄生虫、細菌の繁殖などさまざまです。皮膚病になると皮膚に炎症が起こりかゆみや脱毛などの症状が現れます。
しきりに体を舐める、咬む、肢で体や頭を引っ掻く、家具や床に体や頭をこすりつけるなどのようなしぐさが頻繁にみられた場合は、皮膚病の可能性があるので動物病院へ行くようにしましょう。

<治療費例>
治療期間:9か月
通院回数:18回
合計治療費用:134,280円
一通院当たりの治療費例:5,400円(診察料、薬浴、検査、内用薬)
※こちらは、実際にあった請求事例になります。実際の診療内容・治療費等は、症状や動物病院によって異なります。

皮膚病の原因によって治療法が異なるため、かかる費用に幅があります。長期間の通院治療が必要になる場合もあるので、一通院当たりの治療費が数千円でも最終的に治療費が高額になることも意識しておきましょう。

2位:外耳炎

外耳炎の原因はさまざまで、カビの一種であるマラセチアや耳ダニ、アトピー性皮膚炎や脂漏性皮膚炎などの皮膚炎との併発、腫瘍や異物などが外耳道に挟まるなどがあります。
外耳炎になると臭いのするベトベトとした耳垢がたまります。かゆみや痛みがあるので耳を引っ掻く様子を見せることが特徴です。放置していると炎症が奥まで広がり、中耳炎や内耳炎を引き起こす場合もあります。
外耳炎は垂れ耳の犬種がなりやすいと言われていますが、耳の深い部分まで毛が生えているヨークシャー・テリアも気を付けなくてはなりません。シャンプーなどで耳の中に水が入ってしまうと湿度が高くなり外耳炎を発症してしまいます。

<治療費例>
治療期間:9か月
通院回数:8回
合計治療費用:43,480円
一通院当たりの治療費例:6,696円(診察料、外耳処置、検査、外用薬)
※こちらは、実際にあった請求事例になります。実際の診療内容・治療費等は、症状や動物病院によって異なります。

外耳炎の原因は、上記の通りさまざまあり、その多岐にわたる治療法のため、かかる費用に関しても幅が生じます。
3,000円程度で済む場合もあれば、この例のように長期間の通院治療を要するケースもあるため症状が治まるまでかなりの費用がかかる場合もあります。

3位:胃腸炎

胃腸炎の原因には、誤食などで細菌等を体内に取り込み発症する場合や、日常のストレス・消化不良から引き起こされる場合があります。胃腸炎になると、下痢や嘔吐、食欲不振、元気喪失などの症状が現れるのが特徴です。
胃腸炎には急性と慢性がありますが、犬に多く見られるものが急性胃腸炎です。脱水症状も引き起こす場合があるので気を付けなければなりません。

<治療費例>
治療期間:1か月
通院回数:2回
合計治療費用:16,632円
一通院当たりの治療費例:10,020円(診察料、検査、点滴、注射)
※こちらは、実際にあった請求事例になります。実際の診療内容・治療費等は、症状や動物病院によって異なります。

症状や原因によって治療法や通院回数に幅がありますが、皮膚病や外耳炎に比べると比較的短期間で治療を終えることができる傾向にあります。
脱水症状が進行している、全くご飯を食べられないなどの場合には入院治療が必要となることもあります。

4位:眼疾患

つぶらな瞳が愛らしいヨークシャー・テリアですが、ヨークシャー・テリアは眼疾患での請求も多く、中でも「結膜炎」は頻繁に見られます。目の周りの毛が長い犬種は目に刺激を与えやすいので、結膜炎になりやすいと言えます。

●結膜炎
シャンプーやゴミ、ウイルスなどの異物が目の中に入ることで結膜が炎症を起こす病気です。角膜炎やドライアイなど、もともと持っている病気で引き起こされる場合もあります。結膜炎になると痛みや痒みが出るので、涙が多くなる、充血する、前足で目を触るなど症状が現れます。

<治療費例>
治療期間:4か月
通院回数:3回
合計治療費用:17,884円
一通院当たりの治療費例:7,560円(診察料、検査、注射、内用薬)
※こちらは、実際にあった請求事例になります。実際の診療内容・治療費等は、症状や動物病院によって異なります。

結膜炎は、比較的短期間で治すことができる傾向にある病気ですが、原因によっては長期間の通院治療を要するケースもあります。角膜炎やドライアイなど、もともと持っている病気がある場合はその治療も合わせて必要になります。

5位:誤飲

誤飲は、好奇心が強い幼犬の時期に多くみられる傾向があります。特にヨークシャー・テリアはネズミ捕りとして活躍していたルーツを持っているので、遊んでいるうちに誤って飲み込んでしまう場合が多いのかもしれません。
誤飲物によって、どこかに詰まる、中毒症状が引き起こされるなど、リスクや症状が大きく異なります。命にかかわる場合もあるので、何か誤飲をした際は、すぐに動物病院を受診するようにしましょう。

<治療費例>
治療期間:1か月
通院回数:1回、手術回数:1回、入院日数:5日間
合計治療費用:94,510円
※こちらは、実際にあった請求事例になります。実際の診療内容・治療費等は、症状や動物病院によって異なります。

誤飲物が詰まっている場所が食道または胃の場合は、催吐処置や内視鏡で取り出せることもありますが、胃や腸を切開して取り出す場合は数日~1週間程度の入院が必要になります。
※上記は内視鏡で取り出せた事例になります。

ヨークシャー・テリアの治療内容の内訳

ヨークシャー・テリア

photo by Pezibear

ここでは当社に寄せられた請求から、ヨークシャー・テリアの「通院」「入院」「手術」の各分類における請求の割合を紹介します。
※2016年1月~2017年12月末までの保険金請求データより抽出。

通院…94.8%
入院…2.6%
手術…2.6%

割合を見ると、通院の比率が請求の大半を占めることが分かります。
ヨークシャー・テリアがかかりやすい外耳炎や皮膚病は、一度発症すると長引きやすく、再発する場合もあります。長期にわたる通院が必要になる場合があるので通院の比率が高くなっていると言えます。
手術の種類はさまざまですが、膝蓋骨脱臼や骨折の治療が比較的多く含まれています。小型犬は脱臼や骨折をしやすい傾向にありますが、ヨークシャー・テリアも例外ではありません。落下事故が発生しないよう気を付けるとともに、フローリング等にはマットを敷くなどして、足にかかる負担が軽減されるように住環境を整えてあげましょう。

ヨークシャー・テリアの年齢別請求回数ランキング

ここでは当社に寄せられた請求から、ヨークシャー・テリアの請求回数が多かった病気やケガのランキングを年齢別で紹介します。
※2016年1月~2017年12月末までの保険金請求データより抽出。

<6歳以下>

順位 傷病名 一診療あたりの平均治療費
1位 皮膚病 5,803円
2位 外耳炎 6,170円
3位 胃腸炎 9,171円

<7歳以上>

順位 傷病名 一診療あたりの平均治療費
1位 皮膚病 5,846円
2位 外耳炎 5,175円
3位 眼疾患 4,428円

6歳以下と7歳以上で比べると、年齢に関わらず共通して皮膚炎と外耳炎での受診が多く、通院が多くなりがちな病気にかかりやすいと言えます。診察あたりの平均治療費では、皮膚病は年齢別でそれほど差はありませんが、外耳炎は若年時の方が高くなる傾向にあるといえるかもしれません。
年齢別で大きな違いとなったのが3位です。上記「ヨークシャー・テリアのかかりやすい病気やケガ」において「胃腸炎」は3位、「眼疾患」は4位ですが、年齢別でみると6歳以下と7歳以上で順位が入れ替わっています。これは、結膜炎や角膜炎などの傷病に加えて、高齢時に発症する白内障や緑内障などで受診する確率が高まるからです。

気を付けたいポイントのまとめ

ヨークシャー・テリア

photo by Pezibear

ヨークシャー・テリアのなめらかな長い被毛は毛玉ができやすいので、皮膚のトラブルで病院にかかることが多くあります。また、シングルコートなので、気温の変化に弱い犬種です。室内で飼い、冬の外出時には服を着せてあげるなど対策をしてください。

頑固で負けん気の強い傾向があるので、甘やかしすぎには注意し、メリハリを持って主従関係を築きましょう。警戒心から他の人や犬に吠える場合があるのでしつけも必要です。適度な運動も必要となるので、散歩や遊びで体を動かしましょう。ただし、その他の犬種に比べて、誤飲リスクが高い犬種と言えるので、散歩の際や遊ばせる際には誤飲してしまわないよう注意してあげてください。

動く宝石とも呼ばれ、美しい被毛と瞳がとても印象的なヨークシャー・テリア。そんな見た目とは裏腹に、元気で活発、遊び好きな性格で飼い主に対しては深い信頼を寄せる、こうしたギャップもヨークシャー・テリアが愛され続けている理由の一つです。

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