猫種の特徴

　この猫種は突然変異で生まれた全身が巻き毛の猫です。その特徴は、ひげまで縮れた全身のカールした毛と、ウサギを思わせるような長い耳です。1967年に確立されたばかりの比較的新しい品種です。短毛でとてもシルキー、手触りの良い猫です。体重は3～4キロ程度で体格は小型です。とても人なつっこく人間にくっついてくる姿が愛らしい、好奇心旺盛な性格です。寒さに弱く暖かい場所を好みます。

健康で元気な子に育てる飼育法

日常のケア

　この猫種はカールした短い毛に特徴がありますが、皮膚疾患にかかりやすいので皮膚の状態には注意しておきましょう。ブラッシングは1日1回で良いですが、その都度皮膚に異常がないかしっかり見てあげましょう。シャンプーは1ヶ月に1回程度でＯＫです。また腎機能に関する疾患もあるので排尿の状態にも注意し、衛生的な環境を維持しましょう。リスクの高い病気がありますので、ペット保険に入っていても良いでしょう。

飼育に適した環境

　この猫種はウイルスや細菌感染が元となる病気（皮膚疾患、腎不全）にかかりやすいので、これらを防ぐため常に衛生的な環境を維持するよう心がけましょう。また、暑さには強いですが寒さに弱い特徴があり、あたたかい暖房器具の近くや人の膝の上を好むところがありますので、特に冬などには寒い環境に報知されることのないよう気をつけましょう。人なつこいのでくっついてきたら相手をして遊んであげましょう。