猫種の特徴

　この猫種はアフリカの野生猫であるサーバルキャットとイエネコを交配して作られた品種で、その野性的な容貌が魅力的な猫種です。被毛は斑点模様やブラックなどがあります。非常に高いジャンプ力を持つのが特徴で、垂直跳びの能力は2．5メートルとも言われています。体格はかなり幅広く、小さいものは3キロ台、大きな雄になると13キロになるものもあります。水を嫌わず、とても人なつこく人についてまわるなど、「猫らしくない」特徴もある猫です。

健康で元気な子に育てる飼育法

日常のケア

　この猫種はとても活発で運動量が多いですが、性格は人なつこく誰とでも仲良くなれますので比較的飼いやすい品種です。ただ、巨大結腸症や緑内障、甲状腺機能亢進症など早期発見が肝要な病気にかかりやすいリスクがありますので、日頃からその健康状態はしっかり管理する必要があります。食事は高栄養のものを与えるべきですが、便秘予防のため水もしっかり飲めるようにしましょう。リスクの高い病気がありますのでペット保険に加入していても良いでしょう。

飼育に適した環境

　この猫種はもともとサーバルキャットを祖先に持つだけあって、とても運動能力が高く運動量が多いです。特に垂直運動を好み、能力も高いのでキャットタワーや高低差のある家具を置いてしっかり運動できる環境を整えましょう．飼い主にとてもよく懐き、ついて回るなどの行動も見られますので飼い主が一緒になって遊んであげることも推奨されます。ブラッシングは1日1回、シャンプーは1ヶ月に1回程度でＯＫですが、大きい物の場合体の表面積が通常の猫の2倍程度になることもあります。