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サバンナがかかりやすい病気・ケガ

サバンナ

サバンナの飼い主様や、これから飼うご予定の方のために、サバンナの特徴や飼い方、かかりやすい病気についてまとめました。 愛猫に最適なペット保険の検討のために、そして何よりも、愛猫との健やかな生活のためにぜひお役立てください。

良くかかる病気・ケガ

巨大結腸症
 この猫種は巨大結腸症にかかりやすいです。この病気は便秘で腸内に過度に便がたまり、結腸が巨大化してしまう病気で、原因としては腹筋の低下や脱水、神経症状や骨折、先天的な要因などさまざまです。症状としては、重い便秘になり、何度も排便の姿勢をとるけれど便が出にくかったり、下痢状の便が少量だけ出てくることがあります。さらに症状が進むと、食欲や元気がなくなり、体重が落ち、脱水症状に発展することもあります。治療としては、便を摘出したり下剤を投与したり輸液を行います。内科治療で対処できない場合には外科手術を行うこともあります。予防としては室内飼いをして日頃から便の状態を確認することが大切です。
緑内障
 この猫種は緑内障にかかりやすいです。緑内障は、眼圧が上昇して、視神経や網膜が圧迫され、視力障害などが引き起こされる病気です。緑内障は緑内障が単独で発症する「原発性緑内障」と、緑内障が他の眼科疾患に引き続いて発症する「続発性緑内障」、さらに先天的要因の「先天的緑内障」があります。症状は、瞳孔が開きっぱなしになって猫がまぶしがったり角膜に浮腫やひびが入って、失明等の重篤な視力障害が起こります。治療法は点眼薬や内服薬で眼圧を下げる処置をしながら元となっている原因を取り除きます。予防は困難ですが早期治療が肝要な病気です。
甲状腺機能亢進症
 この猫種は甲状腺機能亢進症にかかりやすいです。この病気は甲状腺ホルモンの分泌が異常に多くなる病気で、中高年の猫が特にかかりやすいです。原因は甲状腺の線腫様が過形成されることや甲状腺がんが原因になることもありますが、はっきりと特定されていません。症状は、過剰に運動したり攻撃的になったり、食欲が増進しているのに体重が減ったり多飲多尿が見られることもあります。心臓やその他の臓器に影響を及ぼします。治療は抗甲状腺薬剤を投与しますが、内科治療で対処できなければ肥大した甲状腺を切除する外科手術を行います。予防は困難ですので中高年の猫に症状が出たらすぐに獣医さんに連れて行きましょう。
photo by Leigh Kesler

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