犬種の特徴

　ボストンテリアは、アメリカで生まれ、そのユニークな表情や仕草から日本でも人気のある犬種です。テリア種とされていますが、他のテリア種に見られる頑固さや攻撃性はあまり見られず、比較的穏やかです。学習能力も高いとされていますので、しつけをするだけ覚えてくれるでしょう。小型でしっかりした体格をしていますが、長時間の散歩は必要とせず、家などで遊ぶのが好きです。短頭種である事から暑さには弱いです。

健康で元気な子に育てる飼育法

日常のケア

　ボストン・テリアは短頭種のため、鼻まわりにしわがあります。普段見えない部分なので見落としがちですが、定期的にしわをめくって汚れや炎症ができていないかチェックしましょう。皮膚炎予防に適度なシャンプーが大切です。暑さに弱いので、夏場は日中の暑い時間避けていきましょう。チェリーアイという目の病気にもかかりやすいです。目の瞬膜が外に飛び出してしまう状態です。この場合、気にしてこすってしまう事で他の目の病気を引き起こしてしまいますので、掻かないように注意しましょう。

飼育に適した環境

　短頭種のため、暑さに弱いです。夏場の温度管理は気を付けてあげてください。知能が高いとされており、無駄吠えをする事も少ない傾向にあるのと、しっかりした体型をしながらもそれほどの運動を必要としないので、マンションなどの集合住宅でも飼いやすい犬種といえます。外での運動より、家の中で遊ぶのを好むので、遊べるスペースがあるとより良いでしょう。皮膚トラブルを起こさないように、ゲージの中は清潔に保ちましょう。