
イングリッシュ・セッターの飼い主様や、これから飼うご予定の方のために、イングリッシュ・セッターの特徴や飼い方、かかりやすい病気についてまとめました。 愛犬に最適なペット保険の検討のために、そして何よりも、愛犬との健やかな生活のためにぜひお役立てください。
良くかかる病気・ケガ
- 熱中症
- 熱中症では、暑くて体温が高くなると、息がゼェゼェ、よだれがダラダラ、フラフラ倒れてしまうこともあります。さらに進むと、筋肉がふるえ、意識が薄れます。最悪の場合、命に関わることもあります。暑い日に室内・車内に閉じ込めてしまったり、暑い時間の散歩はしないようにしましょう。体を冷やし、水を飲ませましょう。タオルを濡らして身体にかけたり、シャワーで水をかけてもいいでしょう。体を冷やし過ぎないように、体温を測り39度くらいまで冷えたら、動物病院にいきましょう。
- 離断性骨軟骨症
- 離断性骨軟骨(炎)症とは、成長期に急に体重が増えて軟骨が押しつぶされ、血が流れなくなり骨が異常になる病気です。軟骨と骨が離れてしまって、関節が壊れます。突然、足を引きずって歩くようになり、動けば動くだけ悪化します。 鎮静剤・関節保護するサプリメントなどを使っていき、ひどい場合は手術になります。成長期に急激に体重が増えると危険です。低カロリー食などで、少しずつゆっくり成長できるよう、体重管理していきましょう。
- 股関節形成不全
- 股関節形成不全とは、成長期に急激に体重が増え、活発に動いてしまって、骨と筋肉が発達するバランスが崩れ、股関節が変形してしまう、遺伝的な病気です。股関節が不安定になったり、筋肉が縮んだり、関節が合わなくなってしまいます。すると、ある部分だけに無理な力がかかり、足を引きずったり、歩きが変だったり、立てなくなったりしてしまいます。症状が軽ければ、運動を控えて、食事制限で急に体重が増えないようにします。重症になると手術することもあります。