犬種の特徴

　「世界三大恐怖犬種」で顔が恐ろしすぎて一番怖い、と言われています。闘犬としてケガしにくいように、全身の皮膚がシワシワになっています。超大型犬なので、しっぽを振るだけで家のものが壊れたり、家族がケガするかもしれませんので、要注意です。プライドが高くてガンコ、運動好きでないので、言われるまでどっしりと動いてくれません。マイケルジャクソンが「おぞましい外見だが、心の底は愛情深い犬」と言う通り、飼い主さんに愛情深い意外な一面もあります。そんなツンデレなところが、飼い主さんの心をグッとつかむかもしれません。

健康で元気な子に育てる飼育法

日常のケア

　口元がゆるいので、ヨダレがダラダラと、すごいです。こまめに拭いてあげれば、お部屋掃除の手間が少しは省けるかもしれません。生まれつき横隔膜ヘルニアを持っていることがあるので、検査をオススメします。さらに、定期健診＆ワクチン接種をして、肺炎を予防していきましょう。普段のようすをよく観察して、いつもと違うことや病気のきっかけになりそうなことなどあれば、話ができない愛犬の代わりに飼い主さんが、獣医さんに全部伝えてあげましょう。

飼育に適した環境

　普段はゆったり過ごし、運動が好きではありませんが、超大型犬なので毎日2回小一時間走るのが好ましいと言われています。散歩のときに引きずられないよう、大人の男性が行ければ安心ですね。ワンちゃんの届く範囲に何も置かないで誤飲に注意し、ストレスを受けない環境を整えてあげれば、下痢を防ぐことができるでしょう。寿命が約8～10年と、ほかのワンちゃんより長いとは言えません。定期健診を受ければ、医療費を抑えつつ、愛犬と一緒に暮らす大切な時間を、少しでも健康に長く楽しめるでしょう。