
ノーリッチ・テリアの飼い主様や、これから飼うご予定の方のために、ノーリッチ・テリアの特徴や飼い方、かかりやすい病気についてまとめました。 愛犬に最適なペット保険の検討のために、そして何よりも、愛犬との健やかな生活のためにぜひお役立てください。
良くかかる病気・ケガ
- 心筋症
- 心筋症とは、心臓の筋肉(心筋)に障害がおこる病気です。ワンちゃんでもよくみられるのは、拡張型心筋症で、まれに肥大型心筋症になります。拡張型心筋症では、全身に血液が充分に行き渡らなくなり、動悸・息切れ・呼吸困難などがおきてしまいます。原因不明で予防方法もなく、突然死んでしまうこともあるようです。大至急、動物病院へいきましょう。飼い主さんが症状に気付くころには、病気が進行してしまっていることも多いです。そのため、定期健診をオススメします!
- 肛門のう炎
- 「お尻から血が!」とあわてて動物病院に駆け込む飼い主さんがいらっしゃいます。一体、何があったかというと…飼い主さんが気がつかないうちに、ゆっくりと肛門のう炎という病気が進んでいたのです。ワンちゃんのおしりには、肛門腺からニオイのする分泌物が出て、「肛門のう」という袋にたまります。肛門のうは下痢・便秘、ストレスなどで、一杯になることがあります。そのままにしておくと、細菌が感染し、肛門のう炎になります。月に1回くらいは、肛門腺を絞ってあげるのがオススメです。飼い主さんがするのが難しいときは、トリマーさんにお願いすると良いでしょう!
- 停留精巣
- 精巣が下に降りてこないで、お腹の中に入ったままのことを言います。生後2,3ヶ月のオスのワンちゃんは、精巣が2つ降りているか確認してあげましょう。ノーリッチ・テリアは、生まれつき停留精巣になりやすいと言われていますので、1度は必ずチェックしてあげたいですね。停留してしまうと、精子が作れなくなったり、腫瘍に変わってしまうことがあります。すぐに動物病院に行って、取り除く手術を受けさせてあげましょう!