猫種の特徴

　この猫種は1960年代にイギリスのデボンジャー州という場所で発見された巻き毛の猫を元として作られた品種です。その特徴は全身カールした巻き毛ですが、コーニッシュレックスとの交配がうまくいかなかったことからこれらの品種が全く別の遺伝子を持つことがわかりました。コーニッシュレックスと異なるのはＶ字型の顔と大きな耳です。被毛は短く柔らかく、手触りはビロードのようです。性格は陽気で遊び好き、小型な体格で「小さな妖精」とか「プードルキャット」とも呼ばれます。

健康で元気な子に育てる飼育法

日常のケア

　この猫種は先天的要因の膝蓋骨脱臼や早期対処が必須の肥大性心筋症、蕁麻疹の病気のリスクが高く、これらへの対処としては定期検診が強く推奨されますので、定期検診はしっかりと受けるようにしましょう。そして異常が発見されたらすぐに対処してもらいましょう。好奇心旺盛でとても活発、いたずら好きですが体が小さくお茶目なので飼いやすいです。短毛なのでブラッシングは1日1回軽くでＯＫですし、シャンプーは1ヶ月に1回で良いでしょう。先天性の病気があり定期検診が推奨されますのでペット保険に加入していると良いでしょう。

飼育に適した環境

　この猫種は早期発見早期対処が大切な膝蓋骨脱臼や肥大性心筋症にかかりやすので、これらにかかったらすぐに気づけるように人がいつも側にいられる環境を用意しましょう。また蕁麻疹対策のため、毎日のブラッシング時には皮膚の状態をチェックしてあげましょう。小さいですが活発で遊び好きなので運動ができる環境を用意して、餌の与えすぎには注意しましょう。そして、時には飼い主が一緒になって遊んであげると良いでしょう。