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猫にマッサージは必要?絆を深めるマッサージのやり方は?

猫にマッサージは必要?絆を深めるマッサージのやり方は?


人間にとってマッサージは気持ちのいいもので、リラックスできるだけでなく、血行促進や新陳代謝を高めるなど、病気の予防や体の調子を整える効果があると言われています。

猫にとっては、マッサージはどうなのでしょうか?

猫にマッサージは必要?

● スキンシップとしてのマッサージは必要!

猫は、基本的には非常にマイペースな行動を取ります。飼い主との関係も友達感覚に近いと言われており、つかず離れずの関係がベストです。

とはいえ、元気で健康的な生活を送るためには、普段から適度に触れあい、飼い主による体の状態の観察を習慣づけることが大切です。


日常生活において、愛猫との信頼関係の構築や絆を深める「スキンシップ」のひとつとして、撫でる、触るといったソフトなマッサージを取り入れてみましょう。

マッサージの目的は?

● あくまでも、スキンシップが目的

健康のためのマッサージだと、ツボ押し、凝りをほぐすなどが目的になってしまいがちです。

しかし、人間とは異なり、凝りをほぐす、病気を予防する、老廃物を排出するなどの効果を期待して本格的なマッサージをおこなう必要はありません。

マッサージという飼い主とのスキンシップによって、猫が本当にリラックスし、飼い主とのよい時間を過ごせることが、何よりも大切なことです。

あくまでも「スキンシップ」のひとつとして、無理なく続けていきましょう。


● 日頃から触れて観察することが大事

愛猫が元気で健康的な生活を送るうえでは、日頃からの体調管理や体の状態の観察が大事です。

そのため、小さいときから、声を掛けながら撫でてあげたり、シャンプーやブラッシング、マッサージで体を触ったりするなど、日常生活において愛猫の毛、皮膚、目、口、耳などの体の状態をよく観察していきましょう。

マッサージのやり方は?

マッサージは、あくまでもコミュニケーションを深めるためのスキンシップとして、優しく、丁寧におこなうことが大切です。

ツボやテクニックなどにあまりこだわりすぎず、猫の喜ぶポイントや反応を探りながら、ソフトにマッサージをおこないましょう。


● いつが良い?

基本的に、猫の機嫌の良いタイミングを見計らい、リラックスできる状態で行いましょう。

ごろんと床に横になっている、飼い主に近づいてすり寄ってくるなどは、絶好のチャンスです。


● どこを触ると良い?

一般的に、猫が触られて喜ぶポイントは、

 ・顔まわり(頬、あご、耳の後ろあたり)

 ・肩や首、背中にかけて

 ・前足、後足

と言われています。

揉みほぐす、指圧するというよりは、指の腹を使って、毛を撫でたり、体をさすったり、軽く押したり、つまんだり、といったように、優しく丁寧に行いましょう。


そして肉球ですが、プニプニしていて、つい触りたくなりますよね。

しかし、猫の肉球は神経が集中していて敏感な部分でもあり、触られることに好き嫌いがわかれるようです。

反応を見ながら肉球に触れ、猫が嫌がるようであれば、残念ですが肉球をマッサージするのはいったん諦めましょう。


● 体の状態を触って観察

日常生活で、定期的に猫に触れることで、体の小さな異変に気付くことができます。

マッサージをしながら、毛並みの調子、皮膚の張りや状態、体温の変化、触れて嫌がるところや痛がるところ、腫瘍のようなものが無いか、気にして観察してあげましょう。

小さな異変に気付くことで、体調不良や病気の早期発見に繋がります。

マッサージの注意点

● 体調や反応をよく見る

本格的なツボ押しや激しい揉み方は、痛みを伴うだけでなく体調が悪くなるなど、悪影響を生じさせるとともに、リラックスどころか逆に強いストレスを引き起こします。

強いマッサージは避け、猫の体調や様子をしっかりと確認しながら優しく、丁寧に、撫でていきましょう。


無理強いはせず、猫が少しでも嫌がるそぶりを見せた場合は、直ちにやめましょう。

また、体調が悪い、体に異変があるなどの場合は、マッサージによって悪化することも考えられます。気になるところがあれば獣医師に相談してみましょう。


● アロマオイルは厳禁

良い香りでリラックスしてもらいたいからと、アロマオイルを使いたくなるかもしれません。しかし、猫はもともと匂いに敏感であり、強い香りを付けられることを嫌う猫の方が多いです。

また、オイルの成分によっては猫の体内で分解できず、中毒を起こす可能性もありますので、絶対に使わないようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか?

猫にとって、健康維持、病気の予防のための本格的なマッサージは基本的には必要ありませんが、猫と飼い主のスキンシップとして、マッサージはとても有効です。

また、日頃から体を触り、愛猫の体の状態をよく観察することで、元気で健康的な生活を起こることに繋がります。

あくまでも猫のタイミングに合わせて、無理なく、楽しく、スキンシップのひとつとしてマッサージをやってみましょう。


体調が悪い、体に異変がある、持病や気になるところがある場合は、マッサージによって悪化することも考えられます。気になるところがあれば、獣医師に相談してみましょう。

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