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ノルウェージャンフォレストキャットがかかりやすい病気・ケガ

ノルウェージャンフォレストキャット

ノルウェージャンフォレストキャットの飼い主様や、これから飼うご予定の方のために、ノルウェージャンフォレストキャットの特徴や飼い方、かかりやすい病気についてまとめました。 愛猫に最適なペット保険の検討のために、そして何よりも、愛猫との健やかな生活のためにぜひお役立てください。

良くかかる病気・ケガ

毛球病
 この猫種は、フサフサと長く美しい毛並みが特徴ですが、この長い毛ゆえに非常に毛球病になりやすいです。毛球病は、毛繕いをするときに一緒に毛を飲み込んでしまうことで起こる病気で、短毛種よりも長毛種のリスクが格段に高いです。毛繕いの際に飲み込んだ毛は、通常は便とともに排出されますがあまりお手入れをしていなかったり体調が悪かったりするとうまく排出できず、毛が胃の中でもつれたり固まったりして、胃粘膜を刺激したり、胃から小腸への出口をふさいでしまいます。毛球病にかかると、食欲の低下、吐き気、便秘などの症状が現れます。治療するには毛玉除去剤をなめさせて、毛玉を排出させることです。日頃からグルーミングをしっかりして毛がたまらないようにしてあげて、食事は毛玉対策フードを与えましょう。
熱中症
 この猫種は、ノルウェー原産で寒さにはとても強いですが、逆に暑さには弱い特徴があります。その長く二重になった毛並みは、保温効果は抜群ですが、これは暑い環境ではその体を苦しめる結果になってしまいます。ですのでこの猫種は熱中症にかかりやすいので注意が必要です。症状としては、口を開けて苦しそうな呼吸をしたり、よだれがでます。嘔吐や下痢をしたりふらつき、震えがでて、ひどいときには出血症状を起こしたり、ひきつけ、ショック症状を起こして命を失ってしまうこともあります。日本の夏はとても暑いです。真夏にエアコンをつけずに部屋に放置しておくなどは絶対にNGです。いつでも涼しい環境を維持してあげるようにしましょう。
グリコーゲン貯蔵病
 この猫種の遺伝性疾患として、グリコーゲン貯蔵病(糖原病)があります。グリコーゲンは、肝臓や筋肉にため込まれる糖分のことですが、通常であれば、分解されて血液中に放出され、全身で利用されます。筋肉で使われるので、運動にも必須の成分です。しかし、グリコーゲン貯蔵病になると、うまく 糖原を利用できず、体内に異常に糖原がたまってしまいます。そうなると低血糖、肝臓の腫大(はれて大きくなる)などが起こります。低血糖になると脳のはたらきが障害され、ぼーっとしたり、ときには昏睡状態になることもあります。さらに、運動時に疲労したり、筋力が低下したり、筋肉痛や、筋肉が崩壊して褐色の尿が出ることもあります。
photo by Marie Amélie Putallaz Tripon

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