電話 0120-56-3912(サンキューワンニャンと覚えてください。)
受付時間 平日10:00〜17:00
  1. ペット保険のFPC
  2. 猫種図鑑
  3. ペルシャがかかりやすい病気・ケガ

ペルシャがかかりやすい病気・ケガ

ペルシャ

ペルシャの飼い主様や、これから飼うご予定の方のために、ペルシャの特徴や飼い方、かかりやすい病気についてまとめました。 愛猫に最適なペット保険の検討のために、そして何よりも、愛猫との健やかな生活のためにぜひお役立てください。

良くかかる病気・ケガ

多発性嚢胞腎
 この猫種は先天的に多発性嚢胞腎にかかりやすいです。この病気は発症すると腎臓に嚢胞(水がたまった袋)ができて、腎臓の働きが低下します。初期には症状が出ませんが、進行して嚢胞が増えると腎臓が肥大し、食欲低下、疲れ、多尿、息切れなどが起こります。症状が進行すると慢性腎不全になって、命を失うこともあります。根本的な治療法がないので、慢性腎不全を起こした猫に対処療法をするしかありません。親のどちらかにこの病気の遺伝子があると50%の確率で受け継がれてしまいます。予防のためには、日頃からきれいな水を飲むことができて、排尿がスムーズにできる環境を整えましょう。
心筋症
 この猫種は肥大型心筋症にかかりやすいです。この病気は、心臓の壁の筋肉が肥大して血管を圧迫し、血栓ができたりして血液の循環を妨げたり止めたりするものです。発症しても最初は無自覚で目立った症状が出ませんが、進行すると呼吸困難になったり動きがぎこちなくなり歩けなくなります。重篤な場合は命にも関わる病気です。治療としては酸素吸入を行ったり血栓を除去する薬を処方します。必要に応じて血栓除去の手術も行います。定期的な検診である程度予防できる病気ですので、健康診断が推奨されます。
結膜炎
 この猫種は鼻が低い顔立ちが影響して目の病気にかかりやすく、結膜炎のリスクがあります。結膜炎は猫風邪やウイルスや細菌感染、アレルギー等が原因で起こります。症状は結膜が充血して赤くなり、かゆみや痛みが出たり、涙がこぼれて毛が汚れる、ひどくなると目やにが出てまぶたが開かなくなることもあります。治療は主に点眼薬を用います。予防としては、ウイルスや感染予防のためワクチン接種と室内飼いが有効です。食べるのが下手なので目の周りが汚れないよう食べた後顔が汚れていたら拭いてあげましょう。
photo by Alle

一覧に戻る