電話 0120-56-3912(サンキューワンニャンと覚えてください。)
受付時間 平日10:00〜17:00
  1. ペット保険のFPC
  2. 猫種図鑑
  3. ロシアンブルーがかかりやすい病気・ケガ

ロシアンブルーがかかりやすい病気・ケガ

ロシアンブルー

ロシアンブルーの飼い主様や、これから飼うご予定の方のために、ロシアンブルーの特徴や飼い方、かかりやすい病気についてまとめました。 愛猫に最適なペット保険の検討のために、そして何よりも、愛猫との健やかな生活のためにぜひお役立てください。

良くかかる病気・ケガ

肥満
 この猫種はスリムでコンパクトな分肥満になりやすいです。肥満とは体内に脂肪がたまりすぎた状態ですが、こうなると体の関節や筋肉に負担がかかり、ねんざしやすくなったり各種の関節炎になりやすかったり、呼吸器や心臓への負担が増えたりします。心臓病や呼吸不全を起こすこともありますし、糖尿病のリスクも高まります。麻酔が効きにくくなるので手術が困難になることもあります。このようにさまざまな症状を合併する危険性があるのが肥満です。予防としては適度な運動と食べ物のコントロールが必要です。肥満を解消するには運動量を増やしたり食事量を調整します。
糖尿病
 この猫種は糖尿病にもかかりやすいです。糖尿病になると、必要なインスリンが十分分泌できなくなり、糖が尿に降りてしまいます。症状としては、大量の水を飲み、大量の尿を排出します。食事をしていてもみるみるうちにがりがりにやせ、最終的にはぐったりとして動かなくなり、こん睡状態に陥る事もあります。先天的な要因または後天的な肥満や感染症、妊娠、ストレスなども原因となります。根本的な治療は困難ですが、対処療法として、だいたい朝夕2回、適量のインスリンを飼い主が猫に注射します。低血糖発作が起こることもありますので注意が必要です。
尿結石
 この猫種は尿結石にもかかりやすいです。尿結石は、腎臓や尿管、膀胱、尿道などに石や砂ができる病気です。原因は一概には言えませんが、水をあまり飲まなかったりビタミン等の栄養不足、抵抗力の低下やストレスなどいろいろな要素があります。 症状は、血尿、頻回にトイレに行くけれど、尿がほとんどでない、猫が排尿時に痛がることなどです。重症になると尿が出なくなり、食欲もなくなり命にも関わる危険な病気です。処置としては、詰まった石がまだ小さく軽ければ薬で石を溶かして流しますが、石が大きくなっている場合は外科手術で石を取り出します。
photo by Nao Kitano

一覧に戻る