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スコティッシュフォールドがかかりやすい病気・ケガ

スコティッシュフォールド

スコティッシュフォールドの飼い主様や、これから飼うご予定の方のために、スコティッシュフォールドの特徴や飼い方、かかりやすい病気についてまとめました。 愛猫に最適なペット保険の検討のために、そして何よりも、愛猫との健やかな生活のためにぜひお役立てください。

良くかかる病気・ケガ

遺伝性骨形成異常症
 折れ耳が特徴的で人気のスコティッシュフォールドですが、その「折れ耳」自体が劣性遺伝なので、弱い部分となっており、病気にかかりやすいです。折れ耳は一種の耳の骨の奇形なのです。ですので遺伝性骨形成異常症という病気によくかかります。症状としては、骨瘤や四肢の骨の形成異常、心臓病をはじめとした各種の内臓の病気、関節の病気、爪形成不全などがあります。骨や関節が奇形になると痛みを生じますし、症状が重いと歩けなくなる事もあります。成長期に発症する事が多いですが、成猫になってから発症もする事も有ります。対策法としては、レントゲンで骨や関節に異常がないか検査したり、血液検査で内臓疾患がないかを調べたりします。完全な治療は困難なので鎮痛剤で痛みを抑えます。放射線治療が用いられることもあります。
外耳炎
 耳が折れていますので、通気性が悪いです。よって、細菌が繁殖しやすくなってしまい、耳の病気にかかりやすいです。具体的には外耳道の皮膚に炎症が起こる外耳炎という病気にかかります。症状としては、耳にかゆみが起こって、頻繁に足で耳を掻き始めたり、耳を物にこすりつけ出したりします。このようなときに耳の中を見ると、耳の中に赤や黄色の耳垢がたまっています。悪臭がする場合も多いです。外耳炎が進行していると、耳だれが外にまで出てしまい、耳の周りが汚れてしまいます。ただ、これは薬を塗ればすぐによくなりますので、気づいたらすぐに獣医さんに連れて行きましょう。できるのであれば耳掃除をしてあげても良いですが、やり過ぎると逆に炎症を起こしますので注意しましょう。
眼瞼内反症
 スコティッシュフォールドは、そのまん丸な目が特徴的でかわいらしいのですが、その大きな目ゆえに、まつげが目に当たりやすいのです。これにより各種の目の病気にかかりやすいです。これを眼瞼内反症(がんけんないはんしょう)といいます。具体的には、角膜炎や結膜炎にかかりやすいです。これらの目の病気にかかると、猫は痛みやかゆみの為に前足で目をこすったり、顔を物にこすりつけたりし始めます。瞼が痙攣したり、目やにや涙が増えることもあります。対策としては、まつげを抜いてあげて、目薬で炎症を抑えることが基本です。しかし、ひどくなってしまうと、手術が必要になることもあります。日頃から猫ちゃんの目の様子をときどき見てあげて、逆まつげにならないよう注意してあげましょう。
photo by Al L Wang

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