良くかかる病気・ケガ

皮膚疾患

　この猫種はそのチャーミングな巻き毛が特徴ですが、皮膚疾患にかかりやすいです。皮膚疾患の原因は、各種のアレルギーや日光に当たりすぎた場合、外傷であったりダニやノミなどの虫などさまざまです。症状は、皮膚が乾燥してフケ状の粉をふいたり、かゆみや痛みが発生したり炎症や発疹を起こして脱毛することもあります。放置すればするほど悪化しますので、猫がかゆがったり皮膚に炎症が起きている場合は、早めに獣医さんに連れて行きましょう。

関節病

　この猫種は関節病にかかりやすいです。関節病は骨と骨をつなぐ関節に異常が起こっている状態を言いますが、原因としては、肥満や過度の運動、加齢や脱臼・骨折などさまざまです。症状としては猫が動かなくなり元気がなくなったり痛がったり、歩き方が不自然になったりします。このようなときに、関節が腫れたり変形していることもあります。治療としては基礎疾患を取り除いたり鎮痛剤を与えるなどの対処療法を行ったり、肥満が原因なら栄養指導も行われます。気になる症状が出たらすぐに獣医さんに連れて行きましょう。

白内障

　この猫種は白内障にかかりやすいです。原因は外傷や子猫時代の栄養不良が原因となることもあります。症状は、目の奥が白っぽくなり、視力が低下するので物にぶつかったりなど動作がぎこちなくなります。光をまぶしく感じ、暗い片隅に小さくなっていることが増えます。治療法としては、症状が初期なら点眼役や内服薬で対処できますが、進行していると手術が必要になることもあります。重篤な場合は手術すらできなくなることもあります。早期の対処が肝心ですので、気になる症状が出たらすぐに獣医さんに連れて行きましょう。