耳だれ・耳がにおう

症状の傾向
耳だれや耳が臭う場合には、感染症や疾患による耳のトラブルが考えられます。ミミヒゼンダニの寄生による耳疥癬や、異物が入り込んだり感染症などによって引き起こされる外耳炎の可能性があります。その場合、激しく痒がる、耳が腫れる、耳の皮膚が荒れる、頭を振る動作をするなどの症状が合わせて現れます。耳疥癬であれば外出や多頭飼育で感染した動物との接触によって感染して、ダニの排泄物や耳が傷つけられたことによる大量の垢が見られます。外耳炎であれば外傷や腫瘍、異物の侵入やアレルギー性、感染症や寄生など原因は様々です。外耳炎が悪化すると、中耳炎や内耳炎、耳血腫を引き起こす可能性があります。動物病院を受診し、早期の対応が必要です。
発見方法・対策
猫の耳のトラブルの場合、痒がったり頭を振ったりと普段とは違う動作が見られます。耳をかいたりこすりつける動作をすれば要注意です。異変に気づいたら、垢がついていないか、腫れていないか、皮膚の状態はどうかなどをよく観察してください。それらの異変が見られたら、すぐに動物病院を受診しましょう。症状に合わせて抗生物質や抗炎症剤、軟膏などが投与されます。

考えられる病気

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