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脱毛する

脱毛する

症状の傾向 脱毛の場合、外的要因と内的要因で皮膚に炎症を起こしている場合が考えられます。外的要因にはノミアレルギー性皮膚炎やニキビダニ症、ハジラミやマダニ、真菌や細菌、紫外線による影響が、内的要因にはアトピー性とアレルギー性の皮膚炎、ホルモン性皮膚炎、ストレスによる心因性皮膚炎、栄養の偏りによるビタミンA欠乏症が原因としてあげられます。外的要因の場合、発疹やただれから脱毛へ繋がるのはノミなどの寄生によるもので、皮膚が盛り上がり脱毛するものは好酸球性肉芽腫だと考えられます。内的要因でホルモン性のものは、脱毛症状は共通して表れますが、その他の症状は関係するホルモンによって様々です。副腎皮質であれば多飲多食やグルコース合成促進による高血糖の症状が表れます。ビタミンA欠乏症は、脱毛や乾燥などの皮膚異常が表れ、雌猫は不妊や流産の症状が表れる場合があります。原因は様々で、寄生虫やハウスダスト等によるアレルギー、感染症や疾患による免疫低下や栄養バランスです。また心因性の脱毛も一般的によく見られます。多頭飼育の場合はストレスを感じにくい環境を整える必要があります。
発見方法・対策 脱毛が見られたら、皮膚の様子を確認しましょう。どこを痒がっているのか、発疹や脱毛、潰瘍やしこり、フケやかさぶたがあるかを観察して、異変があれば動物病院を受診しましょう。ノミなどの寄生に対しては、投薬によるアレルギー症状への治療と、駆除薬によるノミの駆除を同時に行います。好酸球性肉芽腫については寄生虫の駆除やアレルゲン物質の除去、対症療法としての投薬などを行います。ビタミンA欠乏症は、内服や注射でビタミンAを投与し、バランスの良い食餌を与えることで改善できます。また過剰に摂取すると、骨や脊椎の変形を引き起こす場合があるため適量投与をする必要があります。
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