良くかかる病気・ケガ

外耳炎

　アメリカン・コッカー・スパニエルは癖なのかよく耳をかくことがあります。これが原因で外耳炎になってしまうことがあります。耳の炎症が慢性化してしまうと、外耳炎だけではなく内耳炎も発症してしまう恐れのある極めて恐ろしい症状です。主な予防法は、耳垢がたまっていないかなどのチェックを耳をお掃除してあげるときにこまめに見てあげることです。お掃除は人間用のものだと逆に傷つけてしまう恐れがあるので市販のもので丁寧にやってあげましょう。

膝蓋骨脱臼

　膝蓋骨脱臼は症状によって悪化のレベルが変わってきます。脱臼したとしても普段の調子で歩く段階から、常に脱臼して回復することすら困難な場合まで様々なパターンが考えられるのですが、初期の段階だとなかなか人間の目では気づくことができません。さまざまな犬種で出る症状ですが、特に小型犬には注意しておかなければいけないので定期的に病院で検査してもらうのがいいでしょう。

白内障

　白内障は重要な水晶体という機関が汚れ始めることででてくる病気です。家を走り回っていたらよく柱や壁に衝突するようになったり、寝ていることが多くなってしまったなど、日常生活で異変を感じ取れる病気でもあります。この場合は手術を決行することができます。しかし完全に治療できないのが特徴です。もし手術をしたなら通常の水晶体ではなく眼内レンズがはめ込まれるので、術後はいろんなものが認識されなくなる恐れもありますが、基本は認知できるレベルまで戻ります。