
ダルメシアンの飼い主様や、これから飼うご予定の方のために、ダルメシアンの特徴や飼い方、かかりやすい病気についてまとめました。 愛犬に最適なペット保険の検討のために、そして何よりも、愛犬との健やかな生活のためにぜひお役立てください。
良くかかる病気・ケガ
- 尿路結石症
- おしっこの通り道に石が詰まってしまう病気です。小さな石であれば、カテーテルを使って洗い流したり、多く水分をとってたくさんのおしっこで流すことができます。大きな石は、手術で取り除きます。食事管理をして石を溶かしやすくすることもあります。治っても再発が多いので、予防のほうが大切と言われています。おしりとトイレはいつも清潔に、石の材料になるマグネシウムが少ないフードを選んであげられるとさらに良いでしょう。日ごろからおしっこの色・回数など注意し、いつもと違うことがあれば、動物病院に相談しましょう。
- てんかん
- けいれんになると、突然筋肉が自分勝手にぎゅっと縮んでしまいます。このけいれんによって、体の一部が硬直してしまったりすることを、てんかんと言います。一度てんかんになったら、再発のとき使えるように、抗てんかん薬を用意しておきましょう。また、数日間てんかんが続いたり、ご家族が管理できないときには、入院となります。てんかんは一生つき合うもので、ご家族は不安なことも多いと思います。ご家族でかかえこまずに、動物病院のスタッフも頼って、乗り越えて行きましょう。
- 聴覚障害
- ダルメシアンは、垂れ耳で耳あかがたまりやすく、外耳炎などの病気になりやすいです。ときに、外耳炎が進行して、聴覚障害になってしまうこともあります。聴覚障害が疑われるときは、気付かれない位置から音を出してチェックしましょう。音が出た方に反応しなければ、聴覚障害かもしれません。聴覚障害があるワンちゃんを急に触ると、驚いて噛み付いてしまうかもしれません。触るときは気をつけてあげましょう。また、散歩しているときも、音に気付かないことがあるので、注意してあげるようにしましょう。