
ラサ・アプソの飼い主様や、これから飼うご予定の方のために、ラサ・アプソの特徴や飼い方、かかりやすい病気についてまとめました。 愛犬に最適なペット保険の検討のために、そして何よりも、愛犬との健やかな生活のためにぜひお役立てください。
良くかかる病気・ケガ
- 皮膚炎
- ラサ・アプソは、アレルギー性皮膚炎にかかりやすいと言われています。身体に細菌・ウイルスなど異物が侵入時、免疫が働き身体を守っています。この免疫が異物以外に過剰反応し、皮膚を攻撃して炎症を起こすと、アレルギー性皮膚炎になります。これらは、一生涯続く病気なので、薬剤・食事・シャンプーなどご家族の負担が大きくなます。動物病院のスタッフも頼りつつ、愛犬とより良い生活を目指しましょう。ラサ・アプソは、寒冷地向きのコートで暑さに弱く、皮膚がデリケートなので、特に夏は暑くて蒸れやすいので、温度管理とお手入れを念入りにしましょう。
- 膿皮症
- 皮膚の表面などに細菌が感染してしまう感染症のことです。強いかゆみがあることが多く、赤く腫れてしまう、脱毛してしまったりします。そのままにしておくと、深くまで感染が進んでしまうこともあります。膿皮症が繰り返し再発してしまうときは、アレルギーなどその他にも原因を持っていることが考えられます。原因になる病気を見つけ、治療を始めることになります。何かいつもと違うことがあれば、ひどくなる前に動物病院で相談してみましょう。
- 水腎症
- 炎症・結石・腫瘍などが原因になり、腎臓から尿が出る管を通過しにくくなります。尿が出られず腎臓に溜まって、膨らんでしまいます。腎機能が低下していくと、腎不全になることもあります。尿の回数が増えたり、血尿になりますが、見逃されてしまうことも多いようです。腎臓から尿が出られるように治療し、腎不全ではそちらを優先して治療します。重症の場合には、腎臓摘出も検討していきます。