良くかかる病気・ケガ

骨折

　ワンちゃんの骨折を治療するのは、簡単ではありません。まず、骨折してすぐ正しく固定することが、最も大切だと言われています。そうでないと、治りにくくなったり、曲がってくっ付いたりしてしまいます。ギプス固定して経過をみていき、必要があれば手術をします。愛犬が自分から骨折部分を動かそうとしてしまうので、安静を保ったり、ストレスがたまらないようになど、治るまでのケアで大変なことも多いです。がんばりすぎずに、動物病院などと相談しながら、愛犬とよりよく暮らせるようにしていきましょう。

膀胱炎

　急性膀胱炎では、ほとんどが細菌感染です。慢性では、細菌感染はもちろん、尿石症・腫瘍など複雑な原因があるようです。おしっこが赤かったり、濃かったり、おしっこが痛そう、何度もおしっこするときは、大至急、動物病院へ！薬を飲ませ続けながら、1週間ごとなど定期的にチェックしていきます。獣医師さんともよーく相談しながら、飼い主さんと愛犬にあった方法を探しましょう！

慢性腸炎

　愛犬が吐いてしまっていたり、下痢をしていたり、口が臭いなんてこと、ありませんか？こんなとき、小腸・大腸の粘膜に何度も炎症がおこっていたりして、もしかしたら慢性腸炎かも…？すぐにかかりつけの動物病院に、相談してみましょう。いろいろな原因が複雑に関係していて、原因を見つけるのは、とてもむずかしいです。原因がわからず、ピンポイントに治療できないので、療養食を使って症状を和らげていくようにします。一生付き合うこともあるかもしれませんので、動物病院のスタッフも巻き込んで、愛犬との時間の充実を第一に、治療していきましょう！