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ペット保険選びのポイント。限度額って何?

ペット保険選びのポイント。限度額って何?


ペット保険を検討する際、補償内容の把握はとても重要です。

とりわけ、保険金が支払われる際の条件や制限等をしっかりと理解しておくことが大切です。

補償の限度について書かれた説明文などに出てくる、「限度額」や「年間の限度回数」、「最大補償額」などの用語を理解して、ご自身の想定や要望に合致したより良いペット保険を選びましょう。

限度額って何?

ペット保険における「限度額」は、保険金の「支払限度額」のことを指します。

保険会社や保険販売店、保険の比較情報サイトなどによって、多少使われ方が異なるところもあり、単に「限度額」と表記される場合もあれば、「支払限度額」と表記される場合もあります。

支払限度額を理解する際の注意点

保険金の「支払限度額」と言っても、ペット保険のタイプ(補償の限度のパターン)によって、その意味するところが少し変わってくるので注意が必要です。


たとえば、限度額×年間の限度回数によって設定されるパターンの場合は、

 支払限度額=診療形態ごとの1日(1回)あたりの補償の上限

のことを指します。


しかし、最近増えつつある、限度額×年間の限度回数で設定されないパターンの場合は、

 支払限度額=診療形態ごと、もしくは合算した保険期間(1年間)全体で見た補償の上限

のことを指します。


このように、同じ「支払限度額」という用語が使われていても、保険のタイプによって、診療形態ごとの1回あたりの金額なのか、保険期間(1年間)の金額なのか、診療形態を合算した1年間の金額なのか、意味するところが少し異なりますので、しっかりと見ていきましょう。

補償の限度のパターンとその内容

補償の限度については、おおよそ以下の2つのパターンに分けられます。

 ① 限度額×年間の限度回数で、補償の上限を設定するパターン

 ② 診療形態ごと、もしくは合算して、年間最大補償の上限を設定パターン


それぞれのパターンの保険ごとに、どのような表記や説明がされているか、簡単に見ていきましょう。


① 限度額×年間の限度回数で、補償の上限を設定するパターン

このパターンは、診療形態ごとに1日(または1回)あたりの補償金額を設定し、かつ、それぞれの年間の限度日数(回数)までを補償する設定になっているものです。

このパターンでは、保険会社はいずれもほぼ同じ意味で使っているため、混乱は少ないかと思います。


●「支払限度額」・・・診療形態ごとの1日(1回)あたりの補償の上限

支払限度額の前に「1日あたり」などの付記がありますので、わかりやすいです。

  例)通院・・・1日あたり限度額12,500円、限度日数が年間30日まで


●「(年間)補償限度総額」「年間最大補償額」・・・診療形態を合算した年間補償の上限

保険の対象となる診療形態を合算して、限度額まで支払われた場合の年間の補償上限のことを意味します。

  例)年間の補償限度総額は85万円


参考

個別に表記されることはあまりありませんが、②のパターンの保険と比較する際には、以下の数字を見ておくとよいでしょう。

●「年間支払限度額」・・・診療形態ごとの「支払限度額」×「年間の限度回数」

  例)通院・・・年間支払限度額として375,000円


② 診療形態ごと、もしくは合算して、年間最大補償の上限を設定するパターン

このパターンは、診療形態ごとに1日(または1回)あたりの補償金額および年間の限度日数(回数)を設定せず、診療形態ごと、もしくは合算して、年間の「支払限度額」を設定するものです。

1日(または1回)あたりの限度額は設定されておらず、また、年間の限度日数(回数)も設定されていないことから、「1回あたり限度額なし」「支払回数は無制限」「上限なし」などと表記されていることもあります。


●「支払限度額」「限度額」・・・診療形態ごとの年間補償の上限

ここでの「支払限度額」(または「限度額」)とは、①のパターンの「年間支払限度額」と同じ意味になりますので、診療形態ごとの年間の支払限度額が設定されているが、1日(または1回あたり)の限度額や年間の限度日数(回数)は設定されていないものである・・・と理解しておきましょう。

  例)通院の支払限度額30万円

  例)通院の限度額28万円


●「支払限度額」「年間支払限度額」・・・診療形態を合算した年間補償の上限

ここでの「支払限度額」は、上記と異なり、診療形態を合算した年間補償の上限を意味します。つまり、①のパターンの「(年間)補償限度総額」「年間最大補償額」と同じ意味に使われることになります。

限度額×年間の限度回数で設定されないパターンで検討する際は、「支払限度額」や「年間支払限度額」が何を指しているのか、しっかりと確認するようにしましょう。

  例)保険金の支払限度額70万円

  例)支払限度額1年間に70万円まで

  例)年間支払限度額70万円


ペット保険の比較情報サイトなどは、保険会社の表示そのままではなく、「年間最大補償額」として比較するために表記を一部変更していることもありますので、覚えておきましょう。

  例)年間最大補償額120万円


いずれにしても、①と②は補償の限度の設定方法が異なりますので、ご自身の想定する状況に合致するかどうか、丁寧に見極めましょう。

まとめ

限度額を比較する際は、1日(1回)ごとの金額の制限や年間の日数(回数)の制限をどう考えるか、がポイントとなります。

1回あたりの金額や回数に制限があって気になる、そのために使いにくい・・・と感じられる場合は、限度額×年間の限度回数で設定されないパターンのペット保険を検討されると良いかと思います。


ただし、保険はあくまでも補償内容全体として、しっかりと納得して選ぶ方が、無理なく、長く続けられます。

補償内容と保険料のバランスはどうか、免責金額という制限が付いていないか、気になっている傷病やかかりやすい特定の疾病が補償対象になっていないか、なども抜けなくしっかりとチェックして、ご自身の想定や要望に一番合っていると思うペット保険を選んでいきましょう。

FPCのフリーペットほけんの支払限度額は?

ここからは、FPCのフリーペットほけんの補償内容を簡単に見ていきましょう。

参考情報:「ペット保険のFPC 商品のご案内 補償内容


FPCフリーペットほけんは、ご加入のペットの病気やケガの治療でかかった、補償対象となる治療費の50%・70%を支払限度の範囲でお支払いします。

保険金は、予防処置等の補償対象外の費用を差引いた治療費にご契約プランの補償割合を乗じた額となります。ただし、以下のとおり診療形態(通院・入院・手術)ごとに定める支払限度額とそれぞれに対応する限度日数または限度回数が限度となります。


FPCフリーペットほけんは、診療形態ごとに、支払限度額および年間の限度日数(回数)が設定されています。そして、この支払限度額および年間の限度日数(回数)は、50%補償プラン・70%補償プランにかかわらず、共通となっています。


●支払限度額および限度日数(回数)

  通院)支払限度額=1日あたり12,500円

      限度日数=年間30日まで

  入院)支払限度額=1入院あたり125,000円

      限度回数=年間3入院まで

  手術)支払限度額=1回あたり100,000円

      限度回数=年間1回まで


●(参考)診療形態ごとの年間支払限度額

  通院)年間支払限度額=375,000円(12,500×30)

  入院)年間支払限度額=375,000円(125,000×3)

  手術)年間支払限度額=100,000円(100,000×1)


●診療形態を通算した、年間の補償限度総額

  通院・入院・手術)年間の補償限度総額=850,000円


※補償の対象外となる項目もあります。

詳細は、重要事項説明書およびFPCペット保険普通保険約款でご確認ください。

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