皮膚糸状菌症 - 猫の症状|犬・猫のペット保険選びならFPCのペット保険

皮膚糸状菌症

猫の皮膚糸状菌症とは

皮膚糸状菌症(ひふしじょうきんしょう)とは、皮膚に糸状菌が感染した状態のことです。糸状菌とは真菌いわゆるカビの一種で、皮膚に感染し脱毛などの皮膚症状を引き起こします。皮膚糸状菌症は人にもうつることがあります。

また、人の水虫の真菌も動物に感染することがあります。通常の皮膚糸状菌症のみではかゆみはあまり出ませんが、人の水虫の真菌がうつった場合はかゆみが現れます。


猫の皮膚糸状菌症の症状

皮膚糸状菌症の主な症状は脱毛です。まとまった毛の塊が皮膚から浮いてきて、脱毛していきます。円状の脱毛が点在することが多いです。脱毛範囲は広がっていきます。


<皮膚糸状菌症の症状>

・脱毛

・フケ

など


皮膚糸状菌症だけでなく細菌感染を伴うと、かゆみや体をかくなどの症状も現れてきます。


猫の皮膚糸状菌症の原因

皮膚糸状菌症の原因は糸状菌の感染です。かき壊しなど皮膚のバリア機能が低下していると感染しやすくなります。

また、猫免疫不全ウイルス感染症(FIV:猫エイズ)猫白血病ウイルス感染症、慢性疾患などで免疫機能が著しく低下している場合は容易に感染・重症化する傾向にあります。


皮膚糸状菌症の検査は以下のようなものがあります。


<皮膚糸状菌症の検査>

・皮膚検査(抜毛検査など)

・ウッド灯検査※1

・真菌の培養検査※2

・パンチ生検(まれ)※3

など

※1:Microsporum canisという真菌の検出を暗所で特定の波長の光を当てて行う

※2:検査結果が出るまで2~3週間かかることがある

※3:局所麻酔をかけて皮膚を採取し、病理組織検査に出す


猫の皮膚糸状菌症の予防方法

皮膚糸状菌症の明確な予防方法はありません。


皮膚糸状菌症はぼそぼそと毛が浮き、脱毛してくる様子がみられることが多いです。異常な様子がみられたら早めに動物病院に連れて行きましょう。


また、猫が皮膚糸状菌症に感染しているときに、皮膚がかゆいなどの皮膚症状が飼い主様に出ている場合は、病院を受診し、猫が皮膚糸状菌症に感染していることも受診時に伝えてください。子どもや高齢の方は皮膚の柔らかい部分に感染しやすい傾向がありますので、注意してみておきましょう。


猫が皮膚糸状菌症になってしまったら

皮膚糸状菌症の治療は、抗真菌薬を使用します。


<皮膚糸状菌症の治療>

・抗真菌薬(内服)

・薬浴(抗真菌薬を含むシャンプーなど)

・外用薬(抗真菌薬を含む)

・抗生剤(細菌感染を伴うとき)

など


他には、噛んだりかいたりすることを防ぐためにエリザベスカラーを装着したり、全身に感染している場合は一度毛刈りを行ったりすることもあります。


治療費例のひとつは以下の通りです。
2016年1月~2017年12月末までの請求では、この例を含めほとんどが1歳齢未満の子猫でした。

治療費例

治療期間:1か月
通院回数:4回
合計治療費用:16,350円
一通院当たりの治療費例:3,000~5,000円(診察料、真菌培養検査、内用薬、外用薬)

※2016年1月~2017年12月末までの実際にあった請求事例になります。
※こちらに記載してある診療費は、あくまでも例を記載したものになります。実際の診療内容・治療費等は、症状や動物病院によって異なりますので、ご留意ください。



皮膚糸状菌は人や他の動物にも感染することがあります。

飼育環境の清掃、感染猫と接触後は手をよく洗う他、全身に感染している場合は特にベッタリと抱いたりした後などは着替えをするなどの工夫も必要になります。


ぼそぼそとした脱毛が広がる様子などが見られたら、猫があまり気にしていなくても動物病院に連れて行きましょう。


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特に、実際にどのような治療を行うかは、ペットの状態・種類等はもちろん動物病院の方針等や獣医師の考え方等によっても異なりますので、あくまで参考情報としてご利用ください。

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