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アビシニアンがかかりやすい病気・ケガ

アビシニアン

アビシニアンの飼い主様や、これから飼うご予定の方のために、アビシニアンの特徴や飼い方、かかりやすい病気についてまとめました。 愛猫に最適なペット保険の検討のために、そして何よりも、愛猫との健やかな生活のためにぜひお役立てください。

良くかかる病気・ケガ

肥満
 この猫種は肥満になりやすい傾向があります。肥満とは体内に脂肪がたまりすぎた状態を言います。肥満になると関節や筋肉に負担がかかって関節炎やねんざのリスクが高まったり、呼吸器への負担が増えたり心臓への負担も増え心臓病のリスクも高まりますし、糖尿病のリスクも発生します。麻酔が効きにくくなって手術がしにくくなるという問題も発生します。呼吸器不全で突然死することもあります。肥満を解消するには運動量を増やしたり食事量を調整します。
腎臓病
 この猫種は腎臓病にもかかりやすいです。腎臓病とは、腎臓の中にあるネフロンという組織が徐々に壊れていく病気です。ネフロンは血液中の老廃物をろ過し、尿として排出する組織です。これが壊れていくので、腎臓病にかかると徐々に血液のろ過ができなくなります。慢性腎不全になると水をたくさん飲み尿量が増え、食欲がなくなったり嘔吐したりします。尿毒症を発症して死に至ることもあります。ネフロンはいったん壊れると元には戻らないので、慢性腎不全が進行していると対処療法を行うしかなくなります。早期に発見すれば食事療法により進行を抑えることはできます。
進行性網膜萎縮
 この猫種には、先天的に進行性網膜萎縮という病気のリスクがあります。これは、網膜が萎縮して視力障害を起こす病気です。動体視力が衰えたり、夜間にものが見えなくなったりして、進行すると瞳孔が開きっぱなしになって昼間でもものが見えなくなり、最終的に失明することもあります。後天的には栄養不足(タウリン不足)によっても発生します。治療法としてはタウリンを摂取することです。ただ、純粋に先天的要因の場合は治療が困難です。予防法としては、この病気を引き起こす他の病気(腎臓病や他の目の病気)を避けたりタウリンを十分含んだ食事を与えるようにします
photo by Andrew

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