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アメリカンカールがかかりやすい病気・ケガ

アメリカンカール

アメリカンカールの飼い主様や、これから飼うご予定の方のために、アメリカンカールの特徴や飼い方、かかりやすい病気についてまとめました。 愛猫に最適なペット保険の検討のために、そして何よりも、愛猫との健やかな生活のためにぜひお役立てください。

良くかかる病気・ケガ

外耳炎
 この猫種はカールした耳が特徴的ですが、その特異な形状故に耳の病気にかかりやすいです。外耳道の皮膚に炎症が起こる外耳炎が典型的です。症状は、耳にかゆみが起こって、頭を振ったり頻繁に足で耳を掻いたり、耳を物にこすりつけます。耳の中に赤や黄色の耳垢がたまったり、ひどくなると膿の混じった耳だれが外にまで出てしまい、耳の周りが汚れてしまいます。治療としては薬を塗ればすぐによくなりますが放置すると中耳炎や内耳炎を起こすこともありますので、早めの対処が大切です。
毛球症
 この猫種の特に長毛種は毛球病にかかりやすいです。猫は通常毛繕いをする際毛を一定量飲み込んでしまいますが、普段は外に排出しています。しかし飲み込んだ毛が大量であったり体調が悪かったりすると排出できず毛が体内にたまって球状となり、胃や腸の壁を傷つけます。症状としては食欲不振、元気がなくなる、便秘などが起こります。軽ければ毛玉除去剤をなめて毛を溶かし流すことができますが、重い場合は外科手術が必要になることもあります。予防のためには日頃の毛のケアが大切です。
角膜炎
 この猫種は角膜炎にもかかりやすいです。角膜炎は、異物が目に入ったり目をこするなどのために角膜に刺激が加わったり、細菌やウイルスによる感染が原因で角膜に炎症が起きる病気です。症状としては目のかゆみ、痛み、目やに、まぶたのけいれん等が起こります。ひどくなると角膜が白濁したり、角膜潰瘍や角膜穿孔(角膜に穴が開くこと)も起こります。治療は点眼薬を使いますが、角膜潰瘍に発展している場合などは外科手術が必要になります。早期発見が大切ですので、猫の目の様子がおかしい場合はすぐに獣医さんに連れて行きましょう。感染症予防にはワクチン接種も有効です。
photo by Nickolas Titkov

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