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ヒマラヤンがかかりやすい病気・ケガ

ヒマラヤン

ヒマラヤンの飼い主様や、これから飼うご予定の方のために、ヒマラヤンの特徴や飼い方、かかりやすい病気についてまとめました。 愛猫に最適なペット保険の検討のために、そして何よりも、愛猫との健やかな生活のためにぜひお役立てください。

良くかかる病気・ケガ

熱中症
 この猫種は、ふわふわの豪華な毛並が特徴的ですが、その長毛ゆえに暑さに弱く、熱中症にかかりやすいので注意が必要です。熱中症は、暑すぎる場所で体温が急激に高くなり、平熱を維持できなくなって発症します。暑い日にエアコンをかけずに部屋に閉じ込められた場合や炎天下に車の中に放置されたりするとリスクが高いです。症状は、口を開けて苦しそうな呼吸をしたり、よだれがでます。嘔吐や下痢をしたりふらつき、震えがでて、ひどいときには、ひきつけ、ショック症状を起こして命を失ってしまうこともあります。特に夏場は涼しい環境を維持してあげるように注意しましょう。
多発性嚢胞腎
 多発性嚢胞腎は遺伝性の病気で、発症すると腎臓に嚢胞(水がたまった袋)ができてしまい、腎臓の働きが低下してしまいます。初期には自覚症状はありませんが、嚢胞が増えて進行してくると腎臓が肥大し、食欲低下、疲れやすい、多尿、息切れなどが起こります。症状が進行すると慢性腎不全になり、命を失ってしまいます。対処としては、根本的な治療法がなく、慢性腎不全を起こした猫に対処療法をするしかありません。親のどちらかにこの病気の遺伝子があると50%の確率で受け継がれてしまいます。予防のためには、日頃からきれいなお水を飲むことができて、排尿がスムーズにできる環境を整えましょう。
流涙症
 流涙症は角膜炎結膜炎等の目の病気やガス、煙などの刺激物質によって涙が増えたり、先天的な原因で涙を鼻の奥へ排出することができなくなることで、目から涙があふれ出る病気です。これにかかると涙が止まらなくなり、あふれ出る涙でぬれたり毛が茶褐色に変色したりします。治療法としては原因となっている刺激物質を取り除いたり目の病気の治療を行う、あるいは涙を排出するための器官である涙小管を洗浄したり拡張させることもあります。猫が涙をたくさん流しているなどの異常が見られたら、すぐに獣医さんに連れて行ってあげましょう。
photo by Helena Jacoba

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