北海道犬の飼い主様や、これから飼うご予定の方のために、北海道犬の特徴や飼い方、かかりやすい病気についてまとめました。 愛犬に最適なペット保険の検討のために、そして何よりも、愛犬との健やかな生活のためにぜひお役立てください。
犬種の特徴
かつて北海道でアイヌ民族に寄り添い、クマでさえも立ち向かう猟犬でした。その優しくて素朴な顔立ちで、ソフトバンクのCMでも大人気を博しました。勇気ある猟犬でも飼い主さんにだけ甘えて来るので、抱いたりスキンシップをとれば、愛犬と飼い主さんとの絆が、より深く確かに結ばれるでしょう。嬉しいときに、軽く噛んだり、遠吠えをすることがあります。驚いて叱ったりせず、一緒に喜んであげられると良いですね。 ときには頑固なこともありますが、きちんとしつければ、ご主人様はあなただけと忠誠を誓って尽くす番犬となるでしょう。
健康で元気な子に育てる飼育法
- 日常のケア
- 硬くて長い上毛・短い下毛の2層の毛で冬を越し、暖かくなると下毛が大量に抜けます。下毛をそのままにすると、上毛に絡まって、皮膚病を引き起こすこともあります。下毛は、数日間ほど毎日ブラッシングして除去しましょう。北海道犬は、肝性脳炎にかかることも多いようです。フードは肝臓に優しいものを選び、肝不全にならないようにすれば、予防できるでしょう。心臓が遺伝的異常である動脈開存症を持っている可能性があるので、1度は心臓の検査を受けることをお勧めします。
- 飼育に適した環境
- 北国出身で暑さに弱いので、散歩は涼しい朝夕などに、室内で留守番のときエアコンを忘れずに、水をたっぷり用意しましょう。運動量、しつけ、愛情のかけ方をきちんとすれば、忠誠を誓う番犬になれるでしょう。
ー元来猟犬としての本能を持っているので、散歩するだけでなく、広い場所で自由に走り回ることも必要です。
ー愛犬が望ましい・そうでない行動のとき、すぐヨシ!ダメ!など短い言葉で言いましょう。
ー普段は主人としての威厳のある態度で、甘えて来るときは充分スキンシップを取ると良いでしょう。