
アイリッシュ・セッターの飼い主様や、これから飼うご予定の方のために、アイリッシュ・セッターの特徴や飼い方、かかりやすい病気についてまとめました。 愛犬に最適なペット保険の検討のために、そして何よりも、愛犬との健やかな生活のためにぜひお役立てください。
良くかかる病気・ケガ
- 皮膚炎
- おもな皮膚炎、アトピー性皮膚炎、甲状腺機能低下症を紹介します。アトピー性皮膚炎は原因が複雑に関わり合い、皮膚炎などがおきます。おもに、ハウスダスト・花粉・ノミ・食べ物などが影響するようで、完治は難しいです。甲状腺機能低下症は、甲状腺ホルモンが少くなり、皮膚炎、からだ・しっぽの脱毛などがおきます。これらは、一生涯ずっと続く病気なので、薬剤・食事・シャンプーなどご家族の負担が大きくなます。動物病院のスタッフも頼りつつ、一緒にワンちゃんを支えていきましょう。
- 肥大性骨形成異常
- おもに成長期(生後4〜8ヶ月)のオス犬に多い、前足・後足の関節がひどく痛い炎症をおこす病気です。最初は熱が39.5度以上で、食欲不振になります。ひどいと痛くて鳴きだし、立てなくなります。軽いと2週間もあれば治ります。重いと治っても後遺症のせいで、最善が安楽死ということも…。原因は不明ですが、成長期に急に成長することが影響していると言われています。そのため、ゆっくり安定して成長させていくようにして、予防してあげましょう。
- てんかん
- けいれんとは、筋肉が突然、自分勝手にぎゅっと縮んでしまうことです。けいれん発作や、体の一部が硬直したりすることを、てんかんと言います。一度てんかんになったら、再発のとき使えるように、抗てんかん薬を用意しておきましょう。また、数日間てんかんが続いたり、ご家族が管理できないと、入院になります。てんかんは一生つき合うもので、ご家族は不安なことも多いと思います。ご家族でかかえこまずに、動物病院のスタッフも頼って、乗り越えて行きましょう。