進行性多発性関節炎 - 猫の症状|犬・猫のペット保険選びならFPCのペット保険

進行性多発性関節炎

猫の進行性多発性関節炎とは

猫の進行性多発性関節炎とは、免疫の異常な反応により引き起こされる免疫介在性関節炎で、関節の軟骨や骨が破壊され崩れた部分がみられるびらん性の関節炎です。

進行性多発性関節炎という名前の通り、複数の関節に炎症が起こり、病状は進行していきます。

猫の進行性多発性関節炎の発生はまれです。その中でも、進行性多発性関節炎になるのは、年齢に関わらず、雄猫が多いといわれています。


猫の進行性多発性関節炎の症状

進行性多発性関節炎の症状は以下のようなものがあります。


<進行性多発性関節炎の症状>

・足に負荷をかけないようにかばうように歩く(跛行:はこう)

・関節の痛みや腫れ(複数の関節でみられる)

・発熱

・元気低下

・食欲不振

など


症状は複数の関節で起こり、進行していきます。


猫の進行性多発性関節炎の原因

進行性多発性関節炎は免疫の異常によるものと考えられていますが、明確な仕組みは分かっていません。

一部猫白血病ウイルス(FeLV)とも関係するといわれていますが、詳しいことは不明なままです。


進行性多発性関節炎の検査は以下のようなものが挙げられます。


<進行性多発性関節炎の検査>

・触診

  ※体を触って痛みや腫れやしこりなどの異常がないかを調べる

・血液検査

・X線検査

・関節穿刺(せんし)

  ※関節に針を刺し関節液を採取し、肉眼や顕微鏡で異常がないかを調べる

・関節液の検査

・関節液の細菌培養・感受性試験

  ※関節液で細菌が増殖していないか調べ、増殖していたらその細菌と有効な抗生剤を特定する

・関節の生検

など


他にも必要な検査があれば行われます。


進行性多発性関節炎はびらん性の関節炎で、典型的な例ではX線検査の画像上で関節内の隙間である関節腔が狭くなっていたり、軟骨や軟骨の下の骨が崩れていたりする(骨びらん)像がみられます。しかし、初期ではびらんがみられないことも多いです。


猫の進行性多発性関節炎の予防方法

基本的には進行性多発性関節炎を予防する明確な方法はありません。


ただ、猫白血病ウイルスなどの感染と進行性多発性関節炎が関係している可能性があるので、完全室内飼育やワクチン接種(獣医師と要相談)によりそれらのウイルス感染を予防することで、進行性多発性関節炎の発症を避けられることもあるかもしれません。


猫が進行性多発性関節炎になってしまったら

進行性多発性関節炎では、症状や炎症をやわらげる治療を行います。


進行性多発性関節炎の治療は以下のようなものがあります。


<進行性多発性関節炎の治療>

・ステロイド

・免疫抑制剤

・非ステロイド系抗炎症剤(NSAIDs)

・体重管理

など


全ての関節疾患でいえることですが、体重管理をすることは関節への負担を減らす有効な方法で、もし猫が肥満の状態であれば、投薬治療と並行して適正な体重になるように少しずつ減量を行います。


進行性多発性関節炎は進行していくので、治療を継続する必要があります。一旦良くなっても再発することが多く、どのぐらい良くなるか、どのような経過をたどるかについてはっきりと予測することは難しいとされています。


いつもの歩き方と違ったり、動きたがらない様子などが見られたりしたら動物病院に連れて行き、診察を受けましょう。


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特に、実際にどのような治療を行うかは、ペットの状態・種類等はもちろん動物病院の方針等や獣医師の考え方等によっても異なりますので、あくまで参考情報としてご利用ください。

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