
ワイマラナーの飼い主様や、これから飼うご予定の方のために、ワイマラナーの特徴や飼い方、かかりやすい病気についてまとめました。 愛犬に最適なペット保険の検討のために、そして何よりも、愛犬との健やかな生活のためにぜひお役立てください。
良くかかる病気・ケガ
- 胃捻転
- 胃捻転は、大きく膨らんだ胃が捻れてしまう病気です。この病気になると、吐こうとするのに何も出ない様子が見られます。すぐに具合が悪くなることもなく、よく見ればお腹が膨らんでいるのが分かるくらいです。これを放っておくと数時間で具合が悪くなり、死んでしまう危険もありますので、すぐに動物病院に行きましょう。食後すぐに激しい運動をしてしまうと、胃がねじれて胃捻転になってしまう危険があるので、充分注意してあげましょう。
- 血友病
- 血友病とは、出血したときに血が固まらなくなる遺伝的な病気のことです。症状もないまま発症すると、少しの運動だけで筋肉の出血が止まらず、命が危険にさらされます。血液検査で不足している凝固因子が判明次第、補います。出血したときは輸血し、緊急でない場合は代用血液を使っていきます。子犬がワクチン接種の時期を迎え、いよいよ散歩、というときに出血して止まらなくなることも充分考えられます。予防方法もないので、心配な場合は、血液検査を受けることをお勧めします。
- 瞬膜内反症
- まぶたの下に、目頭から出る瞬膜という膜があります。瞬膜が内側にめくれたままになってしまう病気を、瞬膜内反症と言います。めくれた瞬膜が眼球を傷つけ、涙が出ることもあります。元に戻すためには手術が必要ですが、 瞬膜を切除すると、結膜炎・ドライアイなどになる危険があるので、一般に切除は行いません。スキンシップを取るときなど、愛犬の表情を可愛がるのと一緒に、目のチェックをすれば、早く異常が見つけられ、より早く治療を始められるでしょう。