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シェットランド・シープドッグがかかりやすい病気・ケガ

シェットランド・シープドッグ

シェットランド・シープドッグの飼い主様や、これから飼うご予定の方のために、シェットランド・シープドッグの特徴や飼い方、かかりやすい病気についてまとめました。 愛犬に最適なペット保険の検討のために、そして何よりも、愛犬との健やかな生活のためにぜひお役立てください。

良くかかる病気・ケガ

コリーアイ
 コリーアイは、生まれつきの眼の病気で、一見、症状がみられない軽いものから、最悪の場合、失明してしまうものまで様々です。早くておよそ生後4週間〜2ヶ月から発症します。ものにぶつかったり、歩きたがらなくなったりすることがあるようです。このとき、眼のなかでは、網膜が剥がれたり、出血したりしています。この病気には、いまのところ、治療方法が見つかっていません。そのため、できるだけ早く気付くことができるように、眼もチェックしてあげるようにしましょう。
白内障
 白内障になると、目のなかの水晶体が濁り、網膜まで光が通らなくなります。こうなると、目が見えなくなり、ものにぶつかったり、ボールを追えなくなったりします。飼い主さんも気付かないで過ごしてしまうこともあるようで、放置してしまい、失明してしまうこともあるようです。少しでも早く治療が始められるように、日頃のケアでも目をチェックして、変わった様子があれば、かかりつけの動物病院に相談しましょう。
股関節形成不全
 股関節形成不全とは、成長期に急激に体重が増え、活発に動いてしまって、骨と筋肉が発達するバランスが崩れ、股関節が変形してしまう、遺伝的な病気です。股関節が不安定になったり、筋肉が縮んだり、関節が合わなくなってしまいます。すると、ある部分だけに無理な力がかかり、足を引きずったり、歩きが変だったり、立てなくなったりしてしまいます。症状が軽ければ、運動を控えて、食事制限で急に体重が増えないようにします。重症になると手術することもあります。
photo by Paul Morris

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