包皮炎 - 犬の症状|犬・猫のペット保険選びならFPCのペット保険

包皮炎

犬の包皮炎とは

包皮とは陰茎をおさめ包んでいる皮膚の部分で、包皮炎とは包皮の内側に細菌が繁殖し炎症を起こしている状態です。

犬の包皮は通常、陰茎を包んでいる状態なので通気性も悪く細菌が繁殖しやすい場所です。


包皮炎になると包皮の先から膿のような分泌物が出てきます。

軽度の包皮炎は犬でよくみられます。


犬の包皮炎の症状

犬の包皮炎の症状は以下のようなものが挙げられます。


<包皮炎の症状>

・包皮から多量の膿や分泌物が出る

・抱いたときや座っていた場所に膿や分泌物などの汚れが付く

・包皮や陰茎を気にしてしきりに舐める

・陰茎が通常より赤い

・尿が細切れになる

など


軽度では包皮の先に膿や分泌物が少量出ている程度ですが、進行すると包皮と陰茎の間に膿が多量にたまります。


犬の包皮炎の原因

陰茎を包んでいる部位なので、包皮にはさまざまな細菌が存在しています。常在菌といって通常はそれらの菌は増殖せずバランスを保っていますが、病原性のある菌が感染・増殖したり、免疫機能の低下などにより常在菌のバランスが崩れたりして包皮炎が起こります。


包皮炎の検査は以下のようなものがあります。


<包皮炎の検査>

・視診・触診※1

・鏡検※2

・細菌培養・感受性検査※3

など

※1:視診・触診では、包皮を押し下げ陰茎を露出するなどし、陰茎の外観などに異常がないか、包皮腔内に膿がたまっていないか調べる

※2:鏡検では、分泌物や洗浄液の沈殿物を顕微鏡で調べる

※3:細菌培養・感受性検査は、包皮内の膿で増殖している細菌と有効な抗生剤の種類の特定を行う


犬の包皮炎の予防方法

包皮炎の予防方法は特にありません。


少量の膿のようなものが包皮の先についているだけでは問題はありませんが、それが多量に出てきたり犬自身が包皮や陰茎をしきりに気にしてなめたりするなどの様子があれば、早めに動物病院に連れて行きましょう。


犬が包皮炎になってしまったら

包皮炎は軽度であれば治療は必要としません。

ただ、進行すると、多量の膿が出る、痛みや陰茎の炎症が起こる、細菌が尿道口から膀胱へと上がり膀胱炎を引き起こすこともあります。犬もかなり気にするようになり、排尿にも影響が出る例もあるのでその場合は治療が必要になります。


包皮炎の治療は以下のようなものが挙げられます。


<包皮炎の治療>

・包皮内の洗浄

・抗生剤の包皮内への投与

・抗生剤(内服)

・外用薬(抗生剤の軟膏など)

など


包皮内の洗浄は温めた生理食塩水や消毒液を混ぜた生理食塩水で行われます。これは毎日または数日おきに行われ、治療への反応や症状の程度により洗浄の間隔を変えていきます。

必要であれば、抗生剤の内服も行います。包皮腔内の膿の細菌培養・感受性検査をもとに抗生剤を選択することもあります。

包皮炎は一度治まってもまた再発することもよくみられます。


包皮の先に長い毛が生えている場合は、それにより細菌が繁殖し包皮炎になりやすくなることもあります。受診時に毛を切るなどの指示を受けたら、自宅やトリミング、動物病院などで安全で可能な形で継続的に行っていきましょう。


軽度の包皮炎はよく起こりますが、犬が気にする様子がある、陰茎が常時赤く充血している、膿のようなものが多量に出てくる場合は、早めの受診を心がけましょう。


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