皮膚に異常がある

症状の傾向
皮膚に異常があると多くの場合は痒みを伴います。脱毛がある時は疥癬や皮膚糸状菌症(白癬・皮膚真菌症)、アレルギー性皮膚炎などの可能性があります。他に、皮膚疾患の代表的なものとしては、皮膚の抵抗力が低下することで細菌が増えて発疹や膿のでる膿皮症や、体臭がきつくなってフケも増え、皮膚や被毛が脂っぽくなる脂漏症、ノミの唾液が原因で発症するノミアレルギー性皮膚炎などがあります。痒みがないのに被毛が薄くなるほどの脱毛や色素沈着があり、寒がって元気がないときは甲状腺機能低下症も疑われます。
発見方法・対策
皮膚はバリア機能を持っていますが、抵抗力が低下して細菌が入り込みやすくなると水分が保てず、炎症が起きて様々な影響がでます。また、皮膚疾患の原因はアレルギーだけではないので、普段から抜け毛の量や皮膚の色艶を見ておくなど、被毛と皮膚の状態をチェックしておくと症状に気づくことができます。痒みの程度や体臭は一緒に生活している飼い主さんしか変化がわからず、脱毛の状態や部位によっても疑われる病気が違うので、普段との違いから病気の早期発見ができます。

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