肺水腫 - 犬の症状|犬・猫のペット保険選びならFPCのペット保険

肺水腫

犬の肺水腫とは

肺水腫とは、肺の肺胞(はいほう)や、その他の肺を支える部分に、液体がしみだし、たまった状態です。

※肺胞とは、呼吸で肺胞内に取り込んだ空気と血液で、酸素と二酸化炭素が交換される場所


疾患などの何らかの原因の結果、肺水腫の状態になります。


肺水腫は、場合によっては、急激に悪化し、突然死の危険もある状態です。

犬の肺水腫の症状

肺水腫は、肺に液体がたまるので、呼吸困難を中心とした呼吸器症状が現れます。


肺水腫の症状は、以下のようなものがあります。

<肺水腫の症状>

・息が速い
・肩で息をしている
・すぐ息があがる
・咳
・呼吸困難
・チアノーゼ
など

※チアノーゼとは、血中の酸素不足により、舌が青紫色になる状態


肺水腫は重度になると、呼吸が苦しくなるので、横向きに寝た状態になれない、座った状態あるいは立った状態でないといられなくなってきます。


原因となる疾患により、それぞれ他の症状もみられます。

犬の肺水腫の原因

肺水腫は何らかの疾患などが原因となって、起こります。


肺水腫の原因は、以下のようなものが挙げられます。

<肺水腫の原因>

・低アルブミン血症※1
 -腸疾患
 -腎疾患
 -肝疾患
 など
・心疾患
・腫瘍
・中毒
・外傷
・敗血症※2
膵炎
尿毒症
短頭種気道症候群
・けいれん
など

※1:低アルブミン血症とは、たんぱく質の一種であるアルブミンの血中濃度が低下した状態

※2:敗血症とは、血中で細菌が増殖し、多臓器不全を起こしている状態


肺水腫の検査は、以下のようなものがあります。

<肺水腫の検査>

・視診
・聴診
・血液検査
・X線検査
・超音波検査
・尿検査
など


肺水腫であるかどうかは、聴診やX線検査を中心に判断しますが、その原因となる疾患を突き止める必要があります。


肺水腫はさまざまな原因があり、全身的な検査を行うことも多いです。


ただ、肺水腫の呼吸困難の状況で、X線検査などを行うと、緊急的な状態になることがあり、十分注意して検査する必要があります。


状態によっては、酸素吸入などを行い、落ち着いたら、可能な範囲で検査を行います。

犬の肺水腫の予防方法

肺水腫のはっきりとした予防方法はありません。


肺水腫が軽度、あるいは初期の状態だと、症状が分かりにくいことがあります。


犬の様子に違和感があった場合は、動物病院を受診しましょう。

犬が肺水腫になってしまったら

肺水腫の原因に合わせて治療します。


肺水腫の治療は、必要であれば、酸素吸入や安静などを行います。


全身の血液量が減少しているなどの状態でなければ、利尿剤も使用します。


緊急的な状態であれば、緊急処置と並行して検査を行い、状態を把握した上で、治療方針を決定し、治療を行っていきます。


肺水腫は、急性で重度のものであれば、いつ突然死してもおかしくない状態です。


また、慢性的に経過していた肺水腫でも、急激に悪化することもあります。


なお、チアノーゼや呼吸困難などが起こり、明らかに緊急的な状況の場合は、可能であれば動物病院に連れて行くのと同時に、動物病院に状態などを連絡します。


そうすると、動物病院も到着までに、緊急的な処置をするための受け入れ準備をすることができます。


息を苦しそうにしていたり、犬の様子がおかしかったりする場合は、動物病院を受診しましょう。

他の呼吸器の病気一覧

※こちらに掲載している情報は、十分に検討・確認のうえ、獣医師の監修を受け掲載されたものではありますが、その正確性、安全性、有用性などについて何ら保証するものではありません。コンテンツのご利用により、直接または間接であるかを問わず、万が一何らかの問題、損害・損失が発生した場合でも、弊社は一切の責任を負いかねます。コンテンツのご閲覧・ご利用等にあたっては、お客さまご自身の責任において行っていただきますようお願い申し上げます。
特に、実際にどのような治療を行うかは、ペットの状態・種類等はもちろん動物病院の方針等や獣医師の考え方等によっても異なりますので、あくまで参考情報としてご利用ください。

50%補償プラン

0〜4才の月額保険料:1,590円

5〜8才の月額保険料:2,390円

補償の対象:通院・入院・手術

70%補償プラン

0〜4才の月額保険料:1,950円

5〜8才の月額保険料:2,930円

補償の対象:通院・入院・手術