排尿に異常がある

症状の傾向
排尿の異常にも種類があり、排尿量が増える、排尿量が減る、尿の色がおかしいといったものが挙げられます。排尿量が増える病気としては、糖尿病や腎不全、肝炎などが挙げられ、水を多く飲む症状が見られます。排尿量が減るのは膀胱炎や下部尿路疾患などが挙げられ、血尿を伴う場合があります。尿の色がおかしい場合は膀胱炎などに加え、熱中症や中毒を起こしている可能性があります。排尿量の減少や血尿などはある程度原因となる病気が特定しやすく、早期発見も容易ですが、排尿量が多い場合は普段の排尿量をきちんと把握していないと発見が遅れる可能性もあります。
発見方法・対策
排尿に異常が見られれば、速やかに動物病院へ連れていくことをお勧めします。排尿に異常が見られる場合は何らかの病気を患っている可能性が高く、放っておいても自然に回復する可能性は低いです。また、腎不全や糖尿病、肝炎など、症状が進行することで他の病気を併発したり、命の危険を伴う病気も多いので、早期発見と早期治療を行うことが望ましいです。特に血尿であれば見た目に分かりやすいですし、尿の量が多ければ水を飲む量も増えているはずなので注意して観察しましょう。日頃から猫の体調だけでなく、尿に異常がないかを把握しておくことで早期発見につながります。病院へ連れていく際には排泄した尿を持っていけば、診察がスムーズになりますが、できる限り異物が混ざらないように注意しましょう。

考えられる病気

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