食欲がない

症状の傾向
猫も人間同様に、病気になれば食欲が低下します。そのため、食欲がなくなったとしても、それだけで病気を特定することは困難ですが、何らかの病気を患っている可能性は十分にあります。食欲の低下に伴って体力や免疫力も低下しているので、食欲低下の原因となっている病気の他にもさまざまな病気にかかるリスクを高めてしまいます。病気ではなく、住環境の急激な変化によるストレスや、餌の変化による食欲の低下の可能性もありますが、長く続けば病気になるリスクが高まり、既に病気になっている可能性も考えられます。
発見方法・対策
食欲が低下していても、その猫の好物であれば食べる可能性もありますので、まずは餌を変えてみましょう。それでも食べなければ何らかの病気を患っている可能性があります。食欲の低下はさまざまな病気の初期症状として現れることが多いので、これに気づければ病気の早期発見、早期治療に役立ちます。原因となる病気の種類は多いので、食欲の低下や体重の減少、元気がない以外の症状があれば細かく把握して獣医に伝えれば、診察がスムーズになります。猫(特に肥満の猫)は数日間食事量が減ったりなくなったりすると、肝リピドーシスといって、体内でエネルギーを正常に使うことができない命に関わる状態になることがあります。食欲が減ったりなくなったりした場合は放っておかずに動物病院を受診しましょう。

考えられる病気

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