呼吸に異常がある

症状の傾向
普段とは違う荒く苦しそうな呼吸をする場合は体に異常が起きています。舌にチアノーゼが出ている時は気道閉塞、心不全、気胸などの疑いがあるのですぐに病院を受診します。体に痛みがある時や、喉に異物が詰まったときは浅くて速い呼吸をします。少し動いただけでも苦しそうな呼吸をする時は心不全やフィラリア症の可能性があります。また、呼吸のときにヒューヒューと雑音がする場合は喉頭炎などが疑われ、呼吸困難の状態にあるときは肺炎や肺気腫、気胸などが考えられます。心臓疾患が原因で肺に水が溜まり呼吸困難になることもあります。
発見方法・対策
平常時の呼吸の速さと回数をチェックし、運動をしたときとの違いなど、犬の状態をよく観察しておくと症状に気づきやすくなります。呼吸の異常は深刻な病気の兆候である場合が多いので、いつどんな時に症状がでるのか、平常時との違いを獣医師に具体的に伝えると原因を発見しやすくなります。運動や遊んだ後に短期的に呼吸が荒くなることは問題はありませんが、いつもと呼吸の状態が違うと気づいたら、すぐに病院を受診することが病気の早期発見に繋がります。

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